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Japan’s Kore-eda wins Cannes Palme d’Or for family drama ‘Shoplifters’
France 24 2018-05-19 より こちらで全原文が見られます。
今日は、France 24からの引用です。France 24は24時間国際ニュースを報道する機関で本拠地はパリ。フランス語、英語、アラビア語、スペイン語で報道しています。2008年からは、政府所有の会社フランスメディアモンドにより運営されています。コンセプトは「フランス的な価値観を世界に伝える」だそうです。スマートフォンでアプリもありますので、ご覧になってみてください。
🐮今日のSentence🐮
Japan’s Hirokazu Kore-eda won a richly deserved Palme d’Or for his moving drama about a makeshift household of petty thieves, while Spike Lee’s “BlacKkKlansman” took the silver-medal “Grand Prix” and Nadine Labaki’s “Capharnaum” settled for third.
🍀Vocaburaly🍀
richly deserved:(リッチリー デザーブド)「立派だと値された」「素晴らしいと称賛されている」
この表現は、日本語でどのように表現するか少し迷いました。
richlyは、日本語でもおなじみのrich(リッチ)の副詞です。
richは「お金をたくさん持っている」の他にも色,音、匂い、味などが、「美しい」「素晴らしい」と言う意味があります。日本語でもリッチを、「お金持ち」以外の意味で、香り豊かなことを「リッチな香り」などと言いますが、日本語になったリッチは英語の意味をそのまま受け継いでいるようです。
また副詞のrichlyは、「美しく」「立派に」「豊かに」「寛大に」などの意味です。
deserve(動詞)は「それに値する」の意味でdeserved(形容詞)「値された」「当然の」の意味です。
a richly deservedで「立派だと値された」「素晴らしいと称賛されている」と訳してみました。
Palme d’Or:パルム・ドール:カンヌ国際映画祭の最高峰賞。カンヌ国際映画祭は(1946年~ )フランス政府が開催して以来、毎年5月にフランスのコート・ダジュール沿いの都市カンヌで開かれている世界で最も有名な国際映画祭の一つ。カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭は世界三大映画祭と言われている。
カンヌの位置
makeshift:【meɪkˌʃɪft】メイクシフト:ありあわせの、当座の
household:【hάʊshòʊld】ハウスホールド:同じ家に住んでいるすべての人々
settle:【sɛ́təld】セトル:~に落ち着く、結局~になる、定住する
Sentenceを分解して訳してみましょう
Japan’s Hirokazu Kore-eda won a richly deserved Palme d’Or
for his moving drama
about a makeshift household of petty thieves,
日本の是枝裕和は、哀れな泥棒たちのありあわせの家族の映画ドラマで、素晴らしいと称賛されているパルムドールを受賞した。
while Spike Lee’s “BlacKkKlansman” took the silver-medal “Grand Prix”
一方、スパイク・リーの 「BlacKkKlansman」(ブラッククランスマン)は 銀メダルの「グランプリ」を受賞。
and Nadine Labaki’s “Capharnaum” settled for third.
そして、ナディーン・ラバキーの「Capharnaum」(カペナウム)は3位となった。
🌺記事によりますと🌺
パルムドール賞に選ばれた是枝氏は 普通の人々の生活を描くことで有名。
賞を取った“Shoplifters”「万引き家族」は、スリをして何とか生活している日本の貧しい家族を描いている映画。
「是枝氏は美しく繊細なスタイルで家族を一緒にする力と、家族を離れ離れにしてしまう力について表現している」と記事にはあります。
銀賞のグランプリ映画は、スパイク・リー監督の「BlacKkKlansman」。コロラド州初の黒人刑事となったRon Stallworth(ロン・ストールワース)が、自ら囮を雇い白人至上主義団体「KKK(Ku Klux Klan)(クー・クラックス・クラン)」に潜入させるという1970年の実話を基にした作品です。主人公を演じるのは、John David Washington(ジョン・デイヴィッド・ワシントン)。
🐷そう言えば🐷
ことしは、MeToo「私もだ」(セクシャルハラスメントの被害を告発する運動)やTime’s Up「もう終わりだ。」(性差別やセクシャルハラスメント被害の撲滅を訴える運動)の影響で、パルムドール賞は女性が受賞するのではとの予測があったのですが、その予測に反して是枝裕和氏が受賞しました。
ちなみに、3位を受賞したナディーン・ラバキー監督はレバノンの女性です。
『万引き家族』は、東京の片隅で暮らす、犯罪でつながったある一家の姿を通して、本当の家族の絆を問う人間ドラマだそうです。出演者は、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏と佐々木みゆ。日本では6月8日より全国公開されるそうです。
是枝監督は、『この映画祭に行くといつも映画を作り続ける勇気をもらえる。この映画を通して対峙している人々がつながることを願っている。』と話しています。





