Plane Carrying More Than 100 People Crashes in Cuba
『100人以上の人を載せた飛行機、キューバで墜落』
VOA Learning Englishより May 18, 2018
今日のSentence
A passenger airplane crashed Friday, shortly after taking off from Havana’s airport in Cuba. The plane carried 104 passengers and nine crew members.
A witness told Reuters the plane’s wreckage spread over the rural area, and that emergency vehicles and firefighters were there.
A worker at Havana’s Calixto Garcia hospital told Reuters three victims of the accident had arrived so far. One died from burns, and the other two were in a serious condition.
Vocabulary
passenger airplane:【pˈæs(ə)ndʒɚ éɚplèɪn】パッセンジャー エアプレイン:旅客機
ちなみに、飛行機を表す英語には
airplane(エアプレイン)
aviation(エイビエイション)
aircraft(エアクラフト)などがあります。
commercial flight(コマーシャル フライト)=営利目的で使用される飛行機(政府専用機、軍用機ではないもの)
commercial aviation(コマーシャル エイビエイション)
commercial(コマーシャル)=(営利を目的とする)
crew:【krúː】(クルー):乗組員 乗務員
(集合体と考える時には単数,構成要素を考える時には複数扱い。ここでは、9人の乗務員=9 crew membersとcrewは単数形になっています。)
例)The crew numbers is thirty in all. 船員は全部で 30 人.
Reuters:【rˈɔɪṭɚz】(ロイターズ):ロイター通信社 ドイツ人のポール・ジュリアス・ロイターが設立したイギリスの報道および情報提供企業。現在では金融情報の提供やそれに関する事業も行っている。
wreckage:【rékɪdʒ】(レキージ): 残骸、破片
so far:今までのところは、
Sentenceを分解して訳してみましょう
A passenger airplane crashed Friday,
shortly after taking off from Havana’s airport in Cuba.
The plane carried 104 passengers and nine crew members.
旅客機がキューバにあるHavana空港を離陸してすぐに、金曜日に墜落した。その飛行機は、104人の乗客と9人の乗務員を乗せていた。
A witness told Reuters
the plane’s wreckage spread over the rural area,
and that emergency vehicles and firefighters were there.
目撃者は、ロイターにその飛行機の残骸は、その田舎の地帯に広がっている、そして救急車と消防車が駆けつけていると話した。
A worker at Havana’s Calixto Garcia hospital told Reuters
three victims of the accident had arrived so far.
One died from burns,
and the other two were in a serious condition.
Havana’s Calixto Garcia病院の職員は、3人の被害者がこれまでのところ到着している。一人は火傷で無くなり、他の2人は厳しい状況であると ロイター通信に話した。
記事によりますと
2018年5月18日(金)に墜落したのは、Cubana(キュバナ・キューバ国営航空)。Havana’s 空港から東部のHolguin へ向かう途中で墜落したとのこと。
この事故は、2010年以来、キューバでの3回目の大きな飛行機事故となりました。
昨年は、キューバの軍用機が墜落、8人の兵がなくなったとのこと。
また、2010年にはSantiago(サンティエゴ)から、 Havana(ハバナ)に向かう飛行機が、悪天候の中、キューバ中央部で墜落、外国人28人を含む68人が亡くなったそうです。
1989年4月9日には、キューバからイタリア行きのチャーター便が離陸直後に墜落し126人が犠牲になりました。
今回の事故があったホセ・マルティ空港
そう言えば
他のメディアでもこの事故の事を取り上げていました。
BBCでは、さらに次のような報道もありました。
墜落したのは現地時間の12:08。目撃者の証言によると、飛行機は、地面に衝突する前に、炎を上げて爆発したそうです。
キューバの運輸局は、離陸時に明らかに問題が生じ、地面に落下したと言っているそうです。
4人が助け出されましたがうち一人は死亡。生き残った3人は全員女性だったとのことです。
今回の事故を起こした飛行機は、キューバ航空の Cubana de Aviaciónが、メキシコの会社 Aerolineas Damojhからチャーター(飛行機を借りて、運航すること)していたそうで、また、この飛行機は1979年に作られたという事です。
11月に行われた点検では、特に問題はなかったそうです。今後も、生存者の捜索や墜落した原因究明を行うそうです。
飛行機事故を追跡する団体、 aviation safety group(アビエーション・セーフティー・グループ)によると、2017年は、旅客機による死亡事故が一軒もなかった記録すべき年だったそうです。しかし、今年に入ってからは、大きな飛行機事故がすでに3件も起きています。
・Last month, a military plane crashed shortly after take-off in Algeria, killing more than 250 people
・In February, a Saratov Airlines plane crashed near Moscow, killing 71 people
・In March, a US-Bangla Airlines flight crashed in Kathmandu, Nepal; 51 people died
2018/5現在までの大きな飛行機事故(aviation safety groupより)
犠牲者の方々に心からご冥福をお祈りいたします。