Most White Americans’ DNA Can Be Identified Through Genealogy Databases
『ほとんどの白人のアメリカ人のDNAは、遺伝子データーベースを通じて特定できる。』
(写真)=Louis III, Duke of Württemberg の家系図
今日は、「遠い親戚のDNAが40年前の連続殺人犯につながった|US」の2回目です。
70年代から80年代に起こった連続殺人レイプ事件。アメリカを震撼させた恐ろしいゴールデン・ステート・キラー。迷宮入りしていたにもかかわらず、40年たった2018年の4月にある男にたどり着き、犯人逮捕となりました。
その決め手は、他人のDNA。アメリカで今流行しているDNA調査サービスが持っているデーターベースを捜査当局が利用し、そこから、犯人が残していったDNAと遠い親戚にあたる人物を見つけ出し、犯人を絞り出しました。そしてその男のゴミからDNAを採取し、それが、当時犯人が残していったDNAと一致。その男の逮捕に至りました。
今日の記事は、誰のものかわからないDNAから、DNA調査サービスを使って遠い親戚を見つけ出し、DNAを特定することができるのか、その割合はどの程度なのかを調べた結果についてです。
さっそく見てみましょう。
今日のSentence
Watching these developments, Dr. Erlich wondered about the odds of identifying any given person through cousins’ DNA in one of these databases.
His analysis is based not on the big genealogy databases such as 23andMe and Ancestry, but on two of the smallest: GEDmatch, which has around one million profiles, and MyHeritage, which had around 1.5 million at the time of the study. That’s because, for legal and logistical reasons, the larger sites cannot be easily used to identify anyone other than customers who mail in saliva.
But the smaller sites, set up to help genealogists maximize the odds of finding relatives, are more flexible. GEDmatch allows law-enforcement officials to search for genetic matches in its database in murder and sexual assault cases. MyHeritage does not, but it permits uploads from external labs. With both, it’s hard to be sure what’s being uploaded: grandma’s saliva, crime scene blood, a sample from a medical study or something else entirely.
odds:【άdz】(オッズ):確率・見込み(ギャンブルや統計などに使われる)
genealogy:【dʒìːniάlədʒi】(ジーニアラジー):家系・地図児・系統
logistical:【lo(u)dʒístikəl】(ロジスティカル):物を手に入れたり、供給する過程の管理や物の流れ=物流。ここでは、DNAデータを入手するときの様々な手続きなどのこと。
other than:~以外の
Watching these developments,
これらの発展を見ながら
Dr. Erlich wondered
エリック教授は、知りたいと思った
about the odds of identifying any given person
誰でも与えられた人を特定する確率について
through cousins’ DNA in one of these databases.
いとこのDNAを通じで それらのデーターベースの1つの中にある
これらの発展を見ながら、エリック教授は、データーベースの中にあるいとこのDNAを通じで、誰でも特定できる確立について知りたいと思った。
※Watching が付いている分は、分詞構文です。Watching these developments, Dr. Erlich wondered で、『Dr. Erlichさんは、Watchしながら、wonderedした』と言うような意味になります。
※分詞構文のおさらいをしてみると、『Vingの副詞句が、文章の前に来るときは、Ving・・, と「, カンマ」を付ける』でしたが、なるほど、この文章にもちゃんと「, カンマ」付いてますね。
※また、『Watchingとwonderedの主語は一緒で(ここでは、Dr. Erlichが主語)、2つの動詞は、ほぼ同時か連続して行われている』『または、文を分解したら、2つの動詞は、時制が同じ』と言う決まりもありました。
確かに、この文章でもその様な文法で書かれているのがわかります。
これを機会にもう一度分詞構文の事を確認してみましょう。
His analysis is based
not on the big databases such as 23andMe and Ancestry,
but on two of the smallest:
GEDmatch, which has around one million profiles,
and
MyHeritage, which had around 1.5 million
at the time of the study.
彼の分析は、 23andMe や Ancestryの様な大きなデータベースには基づいてではなく、より小さな2つのデーターベースに基づいている。すなわち、この調査の時点で、約100万プロファイルを持っているGEDmatchと、150万のプロファイルを持っているMyHeritageに基づいている。
※ここは, S is based not on A but on Bとして見るとわかりやすいです。「Aに基づいていつのではなく、B に基づいている。」
※『 : (コロン)』以下で、two of the smallest:を具体的に説明しています。『 : (コロン)』は。『=(イコール)』とイコール。要するに、「同じ」と言う意味です。『すなわち』『言い換えれば』などと表現できます。
That’s because, for legal and logistical reasons,
それはなぜなら、法や入手しやすさからの理由からだ
the larger sites cannot be easily used
大きなサイトは簡単には使えない
to identify anyone
誰かを特定するために
other than customers who mail in saliva.
唾液を郵送する顧客以外は
なぜなら、法や入手しやすさからの理由からである。大きなサイトは、誰かを特定することができるのは唾液を郵送する顧客本人であり、それ以外の人はそのデーターベースを簡単には使用できない。
記事によりますと
70年代から80年代に起こった連続殺人レイプ事件。アメリカを震撼させた恐ろしいゴールデン・ステート・キラー。迷宮入りしていたにもかかわらず、40年たった2018年の4月に犯人は逮捕される。
犯人逮捕の決め手になったのは、アメリカで今流行しているDNA調査サービス。捜査当局はこのDNAデーターベースを利用し、犯人のDNAと遠い親戚にあたるDNAを見つけ出す。そこからそのDNAの家系図を作り、家系に含まれる人物を調べていく。捜査当局は、そうやって見つけた目ぼしいと思われる人物のゴミからDNAを採取、それが、当時犯人が残していったDNAと一致。ジョセフ・ジェイムズ・ディアンジェロ容疑者(72)逮捕に至る。
この手法で、最近アメリカでは、迷宮入りだった15件以上の殺人とレイプ事件の犯人が次々と逮捕されている。
これらの捜査の進展を見ながら、エリック教授は、「データーベースの中にある遠い親戚のDNAを通じで、誰かを特定できる確率について」分析を行った。
エリック教授の分析は、23andMe や Ancestryの様な大きなデータベースには基づいてなく、より小さなサイトであるGEDmatch(約100万フロファイル保持)と、MyHeritage(150万のプロファイル保持)に基づいている。
なぜなら、大きなサイトは、誰かを特定することができるのは唾液を郵送する顧客本人であり、それ以外の人はそのデーターベースを簡単には使用できないからだ。
エリック教授が今回の調査に使用したGEDmatchやMyHeritageは、最近、警察(law-enforcement officials )に犯人捜しのためにサイトのデーターを提供し始めている。
調査の結果、北ヨーロッパ出身のアメリカ人(an American of Northern European heritage)の60%が、DNA調査サイトのデーターの中に、「遠い親戚」がいて、それを通じて、本人が特定できるというものであった。
つまり、自分がDNA調査サイトに登録していなくても、登録者の中に自分の親戚がいる確率が60%もあるので、その情報から、自分の足が付く(自分のDNAが自分のものだと特定される)という事だ。
またこの結果より、エリック教授らは、医療データから取られた匿名化された(anonymized) 遺伝子情報 (genetic profile )をGEDmatchにアップロードしたら、その遺伝子が特定されたとのこと。要するに、DNA検査を本人以外の人が依頼しても、GEDmatchでは、DNA調査のサービスを行ってくれると言うわけだ。
個人のプライベートな健康データはプライベートではなくなっているという事になる。
そう言えば
なんか、恐ろしい時代になってきました。DNAのプライバシーは、厳密に守るのは難しいと言えるのかもしれません。
日本にも、遺伝子を調べるサービスはあるようです。唾液を送ると、『病気のかかりやすさ』『体質』『自分の先祖』などがわかるようです。あなたは、検査してみたいと思いますか?





