今日は、徳島市の話題です。コロナ対策のために使う「地方再生臨時交付金」。徳島市の交付金の使い方が疑問視されているようです。
さっそく見てみましょう。
(写真)=徳島市の阿波踊りより
January 25 2021 Mainich Japan より
今日のニュース記事
TOKUSHIMA — The municipal government in this western Japan city is facing criticism from some residents over its use of national coronavirus-related subsidies to recreate a castle keep with LEDs.
Vocabulary
municipal:【mjuːnísəp(ə)l】(ミュニサプル):地方自治体の
criticism:【ˈkrɪtɪsɪz(ə)m】(クリシティズム):批判・非難
resident:【rézədnt】(レジデンツ)::住民
national coronavirus-related subsidy:新型コロナウイルス対応を目的とした国の地方創生臨時交付金
subsidy:【sˈʌbsədi】(サブサディ):(国家の)助成金、補助金
recreate:もう一度作る・再現させる
virtual:【形容詞】実態としては存在していないが、ソフトウェアなどで、あたかも存在しているように見せる
事実上の
英語ニュースの訳
TOKUSHIMA — The municipal government in this western Japan city
徳島 — 西日本の市の徳島市は、
is facing criticism from some residents
住民からの批判に直面している
over its use of national coronavirus-related subsidies to recreate a castle keep with LEDs.
市のコロナウイルス関連の補助金を城を使ったとして LEDライトで再現し続けるために
【英文訳】
徳島 — 西日本の徳島市は、城をLEDライトで再現し続けるために、コロナウイルス関連の補助金を使ったとして、住民からの批判に直面している。
記事によりますと
徳島市は、新型コロナウイルス対応を目的とした国の地方創生臨時交付金(national coronavirus-related subsidy)の2000万円を使って、「仮想(virtual)徳島城天守閣」を藍場浜公園(あいばはまこうえん)で設置しライトアップ(light up)している。
「仮想徳島城天守閣」は、LED電球約7万個を使用し「徳島城天守閣」を“再現recreate”。2021年1月21日から毎晩展示されている。
事業費の全額(entire cost)は2000万円で、新型コロナウイルス対応を目的とした国の地方創生臨時交付金(national coronavirus-related subsidy)が充てられている。
コロナとの結びつきが分かりにくいとして、その使い道を疑問視する声が市民から上がっている。
国の地方創生臨時交付金:national coronavirus-related subsidy
地方創生臨時交付金とは?
今日の記事で出てきた「地方創生臨時交付金」とは、国が地方自治体に、『コロナ対策で大変だろうからコロナ対策のためにお金を使ってください。』と言う趣旨で、地方公共団体へ給付されたものです。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
内閣府のホームページより抜粋
内閣府では、新型コロナ対応に奔走する地方公共団体の取組を支援するため、令和2年度第1次補正予算で1兆円、第2次補正予算で2兆円の地方創生臨時交付金を確保しました。さらに、令和2年12月に閣議決定した第3次補正予算案では1兆5,000億円を追加で計上しています。地方創生臨時交付金は、コロナ対応のための取組である限り、地方公共団体が自由にお使いいただくことができます。詳細は、以下をご確認ください。
確かに、ここには、「地方創生臨時交付金は、コロナ対応のための取組である限り、地方公共団体が自由にお使いいただくことができます。」とあるので、徳島市の「仮装天守閣のライトアップ」はコロナと関係がないと言われても無理はないような気がしますね。。。。
今日も「英語ニュースを読もう!」をお読みくださりありがとうございました。
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