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US西海岸の深刻な山火事の原因は?

みなさんこんにちわ。「英語ニュースを読もう!」です。今日も世界のニュースを英語で読んで、英語の勉強をいっしょにがんばっていきましょう🎵🐷覚えたい英単語を赤で載せています。

今日は、アメリカ西海岸で起きている大規模な山火事についてです。アメリカでは近年、深刻な山火事が増えていて重大な被害をもたらしています。その原因について、山火事の専門家( wildfire expert)やアメリカ森林サービス( the U.S. Forest Service)の見解を見てみましょう。

September 13, 2020 VOA NEWSより

気候変動で山火事が深刻化に

カルフォルニア大学(University of California)の気候の専門家(Climate expert)のレロイ・ウェスタリング(LeRoy Westerling)氏によると、カルフォルニアとその周辺のアメリカ西海岸では、今後も山火事が頻繁におき、規模や被害もさらに深刻になる可能性があるとのことです。

 高い気温は、可燃物(flammable materials)を乾燥させ、森を燃えやすくする

山火事が起こりやすくなっている原因の一つに気温上昇があります。

20世紀に入り気温は、カルフォルニアで1.1℃、ワシントンでは0.8℃上昇(the National Oceanic and Atmospheric Administrationより)しているらしいのです。

気温上昇は、山の氷を溶かし長期の水の供給(long-lasting source of water)を減少させます。また、気温上昇して雪が降らず、雨による降水(precipitation)となれば、雨はさーっと素早く流れてしまうので(run off faster)、水が保存されにくく水不足になるということです。

アメリカ西海岸では歴史的な干ばつがあった

アメリカの南西地域で2000年~2018年に干ばつがあり、西暦800年以来、2番目に乾燥した歴史的な干ばつであったことが調査で分かっています。これは、何十年にも続く長期の干ばつ(multidecade megadrought)の前兆かもしれないとの見方です。

※megadrought:何十年、何百年も続く干ばつ

虫に食われた木々が枯れて火事が起きやすくなる

火災が起きやすくなる原因に、害虫の存在も見逃せません。

気温の上昇と乾燥で木々は、虫に対して脆弱に(vulnerable)なります。一方、虫たちは越冬できるようになったりと繁殖力を増し数を増やします。結果、害虫の大量発生(beetle infestations)が起きてしまいます。

現在カルフォルニア州だけで、1億5000万本の木が虫に食われて枯れて、燃えやすい状態で(flammable trees)残っているそうです。その範囲は400万ヘクタール(東京都の約18個分)にも拡がっている状況。そんな場所でいったん何かの原因で引火すれば、たちまち大規模火災が拡がるのは目に見えています。(Forest Serviceより)

 

小さな山火事の防止が、大規模火災の原因となる

本来、山火事は、自然のエコシステム(ecosystems)の一つです。森の一部が燃え、大きな木と木の間に、草木が生える隙間(vegetation)ができる。そして、森が適切な密度になる。そのことで森のホメオスタシスが守られています。

しかし、人間が火事を抑制する(tamp fires down)ので、小さな山火事が起こりにくくなって、結果、森は密になってしまいます。そのため多くの木に水が必要となり森の環境が常に水不足となります。そこへ、ひとたび火事となるとあっという間に、木から木へ火が拡がり大火災へとつながります。

人間の行動自体が森林火事を起こしやすくする

人口増加により、人々が危険な森林の近くに住まざるをえなくなっていることも、被害を大きくする原因となっています。

また、人の行動自体も火事の原因になっているのです。例えば、電線(power lines)、キャンプファイヤー(campfires)、 タバコ(cigarettes)、 花火(fireworks )、放火(arson)などが火災の原因となることがあります。

 

森林火災は今後もっと深刻になる見通し

アメリカの研究者たちによると、アメリカでの気温上昇、激しい嵐、降水量の減少の可能性は今後ますます深刻になっていくとのことです。

気候変動を受けて、このままでは、今回のような大規模な森林火災が容易に起こる可能性をオレゴン州立大学の気候変動調査機関のエリカ・フレイシマン氏は訴えています。

そう言えば

今日の英語ニュースで、

気温上昇→雪でなく雨が降る→水が貯められない→水分不足→森林が燃えやすい

山火事を抑制→森が密→水分不足→乾いた木の密集→大規模火災

気温上昇→虫発生で害虫による木の枯れ→燃えやすい

などの火災理由がわかりました。

気温上昇に対するCO2対策も大切でしょうが、それには効果が出るまでに時間がかかりそうです。しかし、住民にとって時間の余裕などありません。森林火災を起こさないために今すぐできる措置、例えば森林の適切な伐採や手入れなどの森林管理も必要じゃないのかなと記事を読んで思いました。

今日もお読みくださりありがとうございました。
一緒に英語の勉強頑張りましょう。



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