clothとclothesは似ていて紛らわしいですね。
違いをまとめました。
cloth(クロス)=「布(不可算)」または「ふきん・ぞうきん(可算)」の意味で複数形はcloths
clothes(クロウズ)=「洋服」の意味で、いつも複数形です。
では、詳しく見てみましょう。
日本人による日本人のためのフィリピン セブ島語学学校【First Class】
cloth:【klˈɔːθ】(クロス)=「布(不可算)」「布製品(可算)」
clothの意味
clothには、2つの意味があって
数えられない名詞(不可算名詞)(uncountable noun)と、
数えられる名詞(可算名詞)(countable noun)があります。
①数えられない cloth=布・生地
cotton cloth(綿の生地)
the cloth industry(繊維工業)
a cloth bag(布のバック)
②数えられるcloth=テーブルクロス・ぞうきん・ふきんなどの
『ある目的を持ち製品として出来上がった布』は、数えられる名詞(可算名詞)です。

テーブルクロスのclothは数えられる

ぞうきんの意味のclothは数えられる
複数形は、clothsです。
cloths=【klɔθs】(クロース)最後のスを息をいっぱい出して、強く「ス~」という感じです。
例)Students are required to bring three cloths when new semester begin.
生徒は新学期が始まるときには、ぞうきんを3枚持って来る必要がある。
clothes:【klóʊ(ð)z】(クロゥズ)=服
clothesは、「服」の意味で、いつも複数形扱いです。
例)These clothes are expensive.
これらの服は値段が高い。
clothes=「衣服」服・(複数形)
※cloths(ぞうきんの複数形)と clothes(服)をまちがえないようにね。

cloths=クロス・ぞうきんの複数形

clothes=服
発音
※cloth cloths clothes の3つの読み方の違いは、とても分かりにくいですね。
あえて言うなら、
cloth (クロス)
cloths(クロスー)※最後のスに息をス―と強調!
clothes(クロウズ)※ロウと、ouの音が入る!
という感じでしょうか?
音声も聞いてみてくださいね。
その他の「服」をあらわす単語
ciothing
clothingもclothesと同じで「服」という意味です。
clothingの方がclothesに比べると少しフォーマルです。
また、あるタイプの服を表す時に使われる傾向があります。
例)warm clothing
clothingもclothesも、複数形しかありません。単数で表したいときは、
a piece of clothing などと表現できます。
その他に「服」をあらわすものには、
dress
「ドレス」=女性のワンピース(可算名詞)
「服」=男女どちらの服もあらわせる(不可算名詞)
We are allowed to wear casual dress on Friday.
私たちは、金曜日はカジュアルな服を着てもよい。
wear:特別な場面で着る・特に店で売っているものを指す時に使う。(不可算名詞)
casual wear
ladies’ wear
the children’s wear department
子供服売り場
gear :装備・服そう・服・(不可算名詞)
Her friends were all wearing the latest gear.
彼女の友達はみんな最先端の服を着ていた。