マスクをした家族のイラストの上にPersuading Americans to Wear Masks is No Easy Taskの印字

US

アメリカ人はどうして素直にマスクをしないのか?

アメリカでは新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、2020年7月23日は新規感染者1日7万人、死亡数は累計で14万8千人でした。マスクは感染予防に重要ですがアメリアではマスク着用を拒む人が少なからずいます。どうしてなのか?感染予防のために人々にマスク着用させるにはどうすればいいのか?さっそく記事を見てみましょう。

VOA NEWS July 24, 2020 より

今日の英語ニュース

Persuading Americans to Wear Masks is No Easy Task (アメリカ人にマスク着用を説得するのは難しい)

The science is clear: Masks save lives.
In their latest forecast, researchers from the University of Washington Institute predict that nearly 220,000 people will die of COVID-19 by November 1 in the United States.
“If 95% of Americans wore masks when leaving their homes, that number would drop by nearly 34,000. Those who refuse masks are putting their lives, their families, their friends and their communities at risk.”said the scientist” the scientist say.
But resistance to wearing a mask persists in the United States, especially in the South and Midwest.
For many mask opponents, the issue is politics, not public health.

【英文訳】

科学は明らかだ:マスクは命を救う。
最近の予測によるとワシントン大学研究所の研究者たちは、新型コロナウイルス感染症で、11月1日までに22,000人近くが死亡すると予告した。
「もしも、95%のアメリカ人が家を出るときにマスクを付ければその数は34,000人は減るだろう。マスクを拒絶している人たちは、彼らの命と、家族と、友達と、地域を危険にさらしているのだ。」と科学者たちは言う。
しかし、マスクを着ける事に抵抗する人たちは、アメリカに存在し特に、南部と中西部に多い。
多くのマスク反対論者にとって、マスク問題は政治的なものであり、公衆衛生の問題ではない。

Vocabulary

predict:【prɪdíkt】(プリィクト):予言する・予報する

refuse:【rɪˈfjuːz】(リューズ):拒絶する

those:それらの人々

resistance:【 rɪzístəns】(リスタンス):抵抗・反感・抵抗する人たち・抵抗運動

persist:【pɚsíst】(パスト):主張し続ける・持続する・存続し続ける

Midwest:アメリカ合衆国の中西部にある州を集合的に呼ぶ呼称=属する州は、ウィスコンシン州、オハイオ州、インディアナ州、イリノイ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、ネブラスカ州、アイオワ州、ミネソタ州、ミシガン州、カンザス州、ミズーリ州など

opponents:【əˈpəʊnənt】(オーネント):反対者:・敵対者

アメリカの東部・西武・南部・中西部を示した地図

記事によりますと

アメリカでは、マスクは健康問題ではなくて政治問題

ワシントン大学研究所では、新型コロナウイルス感染症でアメリカ国内で、11月1日までに22,000人近くが死亡すると予告。もしも、95%の人がマスクを付ければその数の34,000人は減ると予測している。

アメリカでは、マスクを着ける事に抵抗している人は少なからずいる。

多くのマスク反対論者(opponents)にとって、その問題は政治的なもの(politics)であり、公衆衛生(public health)の問題ではないのだ。

例えば、ドナルド・トランプ大統領はこれまで人前でマスクを着用することを拒否していた(refused )。最近やっとマスクを公的に(publicly )認めた。

公衆衛生的なガイドラインは国民の自由を脅かす?

アメリカでは、「マスクの着用を拒否するのは利己的(selfish)だ。」などと言う正論や批判は、かえって逆効果になるとデューク大学(Duke University)のマーケティング(marketing)心理学(psychology) の教授、ギャバン・フィッツシモンズ氏(Gavan Fitzsimons)は言う。

「多くの人々は、公衆衛生的なガイドラインを、国民の自由を脅すものと認識している。そして、わざとそのガイドラインに従わないようにする。」とフィッツシモンズ氏は分析する。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックが抑えられないアメリカはどうすればいいのか?

連帯感をくすぐるキャンペーン

健康と経済のために、感染症を抑えたい。そしてマスクは有効な手段だ。ではどうすれば、アメリカ国民にマスクを着けてもらえるのだろうか?

例えば、ニューヨーク州では、モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)をマスク着用キャンペーンの広告に使用した。

モーガン・フリーマン Georges BIARD Photography より

ニューヨーク州は、有名人であるモーガン・フリーマンの落ち着いたバリトン声(mellow baritone voice)で、「あなたがマスクをするとき、あなたは私に敬意をはらっている。だって、あなたのマスクはあなたを守るのではなくて、私を守ってくれるのだから。」と言う風に演出する。

 

また、「13日の金曜日」のジェイソンを登場させ、「マスクを着用するのは恐ろしいことです」「身に着けていないことは致命的となる場合があります。」とマスク=仮面とマスクをひっかけて動画を作っている。

公衆衛生上、国民に守ってほしいことがあるときは、「すべての個人は社会的につながっている」というメッセージを伝えると効果的だそうだ。

 

マスクを着けてもらうもう一つの方法:法律を通過させる

マスクを着けてもらうにはもう一つよい方法がある。マスク着用を法律にしてしまえばいい。例えば、シートベルト着用は法律になっている。しかし、シートベルト着用も初めは「シートベルトを付けない自由」にこだわる人たちから抵抗を受けていた。それも、今となっては受け入れられている。

今週、オハイオ州とインディアナ州、ミネソタ州がマスク義務(mask mandates)発行した(issued )

フィッツシモンズ氏は、それに加えて大統領によるマスクの承認(endorsement )も役立つと語った。

フィッツシモンズ氏は、「マスクと政治的なつながりが消えるにはしばらく時間がかかるだろう」と語り、「全世界が実行しているようにアメリカでもマスクが受け入れられることを期待している」と述べた。



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