新型コロナウイルスの抗体検査の結果(6月初期)
新型コロナウイルス感染症の抗体検査の結果がでました。
新型コロナウイルスの抗体検査は、6月1~7日の間
東京、大阪、宮城で行われました。
検査した人は東京1971人、大阪2970人、宮城3009人の計7950人。
抗体保有率は東京0.1%、大阪0.17%、宮城0.03%でした。
抗体保有率はアメリカ・ニューヨークは東京の100倍以上ということがわかります。
アメリカの新型コロナウイルスの新規感染や死亡数は、ざっくり2桁違いますが、
抗体保有率もだいたいそんな数字になっていますね。
最も多いアメリカでは
米ニューヨーク州の抗体保有率は12.3%
スウェーデンのストックホルムは7.3%
日本人が抗体を持ってる人が少ない理由は?
日本は、感染者数が少なすぎて、どうして?と『世界の不思議』となっていましたが、
それは、検査数が少なかったとか、症状が出ない人が多かったとかではなくて、
日本は、新型コロナウイルス感染している人がもともと少なかったということが、抗体検査の結果でわかりました。
日本の文化・習慣がコロナ予防に?
ウイルスの侵入を防いだのは、
マスクをする習慣がある
土足で家に上がらない
手をよく洗うように教育されていて、手をよく洗う
おしぼりの文化
トイレ(公衆)がきれい
ハグや握手はしない
もともと、ソーシャルディスタンスを保つ文化だ
などが功を奏したということでしょうか?
ウイルス自体も違っていて、日本のウイルスは感染力が弱いタイプなんてことも考えられます。
また、規制も『自粛』で、緩いコロナ対策だという声もありましたが、
ロックダウンという厳しい閉じ込めではなくても、予防できるということも言えると思います。
抗体がないので第2波には注意が必要
第2波が来ても、多くの人が抗体を持っていないので、無防備ということになります。
長期スパンで、マスク、手洗い、物の消毒、ソーシャルディスタンス、トイレの清潔などに気を付けて予防をがんばれば、コロナを乗り越えることができるかもしれません。
皆さん!がんばりましょう!