今や多くの国が、オンラインで英語のニュースサイトを立ち上げています。それは、アメリカ、イギリスなどの英語圏の国だけではなく、日本やフランス、中国、中東などの非英語圏の国も独自のニュースを英語で配信しています。
英語さえわかれば、世界の国々が何のニュースをどのように報じているかを自宅で無料で簡単に見ることができるのです!
ということで、今日は、おすすめの英語ニュースサイトを紹介します。
すべて、「英語ニュースを読もう!」で記事を取り上げたことがあるサイトです。
いろいろな国のニュースを見くらべてみると、それぞれの国の主張、文化やいろんな英語がわかって、面白いですよ。さっそく見てみましょう。
目次
- 1 おすすめの英語ニュースサイト
- 1.1 VOA News 【アメリカ国営】
- 1.2 BBC News 【イギリス国営】
- 1.3 REUTERS
- 1.4 France 24 【フランスの英語ニュースサイト】
- 1.5 Xinhua:新華社 【中国の英語ニュースサイト】
- 1.6 The Japan Times 【日本の英語ニュースサイト】
- 1.7 NHK WORLD NEWS 【NHKの英語版】
- 1.8 Nikkei Asian Review 【日本経済新聞の英語版】
- 1.9 CNN 【アメリカ・民放】
- 1.10 ALJAZEERA (アラビア語: الجزيرة)【中東の報道機関】
- 1.11 CNA 【シンガポールの英語ニュースサイト】
- 1.12 MIC【アメリカ】
- 1.13 The Guardian 【イギリス】
- 1.14 Washington Post【アメリカ】
- 1.15 The New York Times【アメリカ】
- 1.16 YONHAP NEWS AGENCY【韓国】
おすすめの英語ニュースサイト
VOA News 【アメリカ国営】
VOA:Voice of America
VOA NEWS は「英語ニュースを読もう!」の中でもっとも取り上げているニュースです。
無料で全ページ閲覧可能で、広告もついていません。
音声やビデオもありますので、リスニングの練習にもなります。
アメリカ国内のニュースだけでなく、広く世界のニュースも取り上げています。
比較的簡単な英語で書かれていて、文章が複雑でなく簡素な書き方なので、理解しやすいです。
VOAは、デジタル、ラジオ、テレビで47か国語で放送されています。アメリカの国営放送で1942年に設立されました。
VOA Learn English 【英語学習者向け】
英語が母国語でない人のためのVOAニュースサイトです。とても簡単な英語で書かれていて、初心者向けです。
また、英語レッスン動画があり、アメリカの生活に役立つ日常会話のレッスンも載っています。
こちらも無料です。
ぜひおすすめします。
VOA Learn English
BBC News 【イギリス国営】
BBCとは、British Broadcasting Corporation=英国放送協会の略です。イギリスの公共放送です。
無料で全ページ閲覧可能です。音声やビデオもありますので、リスニングの練習にもなります。
BBC ニュース・オンラインは、1997年11月に立ち上げられました。毎月1500万人もの閲覧者が訪れるイギリスで最も人気のあるニュース・ウェブサイトの1つだそうです。
BBCニュース・オンラインでは、スポーツ、科学、政治、ニュースを取り扱っています。
BBCの記事を日本語に訳した「BBCニュース」もあります。内容はBBC NEWS と同じ内容のものが日本語に訳されているという感じです。(すべての記事が日本語にされているわけではありません。)
日本語版BBCニュースは、英語の原文を日本語に忠実に訳している感じですので、日本語と英語と見比べて、英語の勉強ができると思います。
BBCは、VOAよりは少し難しい印象があります。一文が長かったり、比喩的な言い回しがあるからかもしれません。また、一つの記事も長いことが多いので、読み切るのに、覚悟がいります!
イギリスのメディアなのでイギリス英語です。
単語の綴りなどがアメリカとは違う時がありますし、ナレーションの発音もアメリカ英語とは全然違うので、そこもおもしろい点です。
BBCニュースの内容は豊富で、科学的なことなどもわかりやすく図や絵などを使ってとても詳しく説明してくれています。
コロナウイルスについても、ウイルスの生物的特徴や、パンデミックの様子、病気のメカニズムや予防法などをわかりやすく提示してくれていますので、おすすめです。
REUTERS
無料で全ページ閲覧可能です。
他のニュースサイトが、REUTERSから引用して記事に載せていることも多いです。
音声やビデオも無料で見ることができます。
ユダヤ系ドイツ人のポール・ジュリアス・ロイターが設立したイギリスの報道・情報提供企業で、2007年にカナダのトムソンに買収され「トムソン・ロイター」となりました。
France 24 【フランスの英語ニュースサイト】
フランスの国際ニュース専門チャンネル。
制限なく無料で閲覧でき、動画や音声もあります。
日頃あまり見かけないような難しい単語がよく出る気がします。フランス語から派生した英語がよく使われているのではないかと思います。
France24は正式にはフランス語読みで『France Vingt-quatre(フランス・ヴァン・カトル)』と発音されるそうです。
「フランス的な価値観を世界に伝える」ためにフランス政府が画策したとのことです。
当初計画では”Chaine Française d’Information Internationale(CFII)””という名称でしたが、発音しにくいことからFrance 24と改められました。本社はパリ(Paris)。
2006年12月6日20時29分(パリ時間)に、インターネットから放送が開始され、現在はフランス語と英語とアラビア語の3チャンネルで放送されています。将来的にはスペイン語でも放送を行う予定だとか。(Wikipedia)
ライブもあります。ぜひ一度見てみてください。
Xinhua:新華社 【中国の英語ニュースサイト】
http://www.xinhuanet.com/english/
中国の国営通信社。中国国内のニュースに加えて、世界のニュース、ビジネス、文化、スポーツなどが載っています。
音声やビデオは載っていないようです。
日本語版の新華社もあります。
「英語ニュースを読もう!」では、新華社がAIのキャスターを起用し、24時間のアナウンスをする記事を載せました。写真にあるアナウンサーは、AIなのですが、モデルとなる実際のアナウンサーがおり、このAIアナウンサーは実際の人にそっくりにつくられています。本物みたいに口が動いて話すのでほんとにびっくりしますよ。
The Japan Times 【日本の英語ニュースサイト】
The Japan Timesは、音声やビデオはありません。有料会員のみの記事もありますが、無料で読める記事もたくさんあります。
The Japan Timesには、日本のことについて多く書かれています。日本に住む外国人向けに情報を流すという意図もあるのでしょうか、日本の文化や生活についての記事も多いです。
ジャパンタイムズの英文を参考にして、日本のことを外国の方に紹介したり説明したりできそうです。
ジャパンタイムズは、海外の読者に、「日本という国は、こういう国なんですよ」と知らせる意味があるように思います。そんな記事を見ていると、日本人だからこそ、気づかなかったこと、当たり前に思っていることで、世界的に見たら日本独特の習慣や文化だったと気つくこともあります。
また、ジャパンタイムズ は、日本のメディアが派手に取り上げなかった日本のニュースなども載せてくれるので、日本のニュースに意外な発見があります。
ただし、ジャパンタイムズの英文は意外に難しく、一文が長い気がします。VOA のほうが簡単な印象があります。でも、日本のニュースなのでがんばって読もうと思います。
英語学習者におすすめのThe Japan Ttaimes alpha
英語学習者向けに、週一度届くニュースで学ぶ、生きた英語。「ジャパンタイムズ・アルファ」
というものもあります。
Japan Times alpha は週一度、配達されますが、毎日ではなくて週一度というのが、私にとってはちょうどよい量でした。(毎日の新聞だと、読まないでたまることが多いので)
英語ニュースの単語の意味や解説などが詳しくのっています。
日本語で、トレンドの話題ものっているので読んでいて楽しいです。
NHK WORLD NEWS 【NHKの英語版】
NHKワールドニュースは、音声やビデオもあります。日本のニュースの他に海外のニュースも取り上げています。
非常にわかりやすい英語で書かれていて、また内容も日本のことなので理解しやすいです。
初心者の方にもおすすめです。
音声もビデオもありもます。
英語は日本人のアナウンサーが話しています。日本人のアナウンサーのみなさんとても流ちょうに英語を読まれます。日本語を話す私たちにとって、とても参考になる話し方だと思います。
Nikkei Asian Review 【日本経済新聞の英語版】
「日経新聞社がアジアの視点でニュースや解説記事を英文で発信しています。」とのことです。
記事は、「ビジネスニュース」「市場」「技術」「政治」「経済」など経済について多く書かれています。
CNN 【アメリカ・民放】
制限なくすべてを無料で閲覧できます。
音声やビデオもあります。
エンターテイメントや人生相談などの身近な話題も豊富に載っています。
アメリカのワーナー・メディア・ニュース・スポーツが所有する衛星テレビ向けのニュースチャンネルで1980年にテッド・ターナーによって世界初の24時間放送するニュース専門のチャンネルとして設立されました。ジョージア州アトランタが本社。
ALJAZEERA (アラビア語: الجزيرة)【中東の報道機関】
アラブ系メディアで中東の報道機関です。
本社カタール1996年カタール首長からの援助を受けて設立されました。独立を保った報道姿勢を保ちつつもカタール政府を通じた経営。
アラビア語と英語でニュース等を24時間放送しています。衛星テレビ局。
「英語ニュースを読もう!」では、
で取り上げました。
アル・ジャジーラについては、こちらの「ポップの世紀」で詳しく乗っていました。ご参考までに。
CNA 【シンガポールの英語ニュースサイト】
Channel News Asia
シンガポールを拠点とするニュースサイトで、日本を含むアジアとオーストラリアの29か所で視聴できます。シンガポールの公用語である、マレー語、中国語、英語、タミル語で放送されています。
CNAは、1999年3月からニュースを配信しています。シンガポールだけでなくアジアやその他の世界のニュースも配信しています。
動画もあるので、リスニングの勉強にもなります。
すべて無料で見られます。
アメリカやイギリス英語とはまた違ったアジアの人が話している英語を聞くことができる所も、私は気に入っています。
日本のニュースもよく出ているので、アジアで日本の何が注目されているのかなども知ることができますよ。
その他に「英語ニュースを読もう!」で取り上げている英語ニュースサイトには以下ものがあります。
MICは、ニューヨークに本社があるアメリカのデジタルニュースの会社で、MICによると彼らのモットーは”Explore” “Explain” “Expose” だそうです。世界で何が起こっているか「探求・Explore」して「説明・Explain」し「みなに知ってもらう・Expose」ってことでしょう。「大事な問題を取り上げ、型にはまった視点に一石を投じ、表に出ていない声に光を当てる。」とMICのサイトでは記されていました。
※ワーケーションについて、ユニークな視点で書かれていました。
The Guardian 【イギリス】
イギリスの大手新聞会社
登録(register )することを促す画面があるが、スルーしても閲覧できる。
Washington Post【アメリカ】
有料です。
The New York Times【アメリカ】
有料です。
「英語ニュースを読もう!」では、
でとりあげています。