地球温暖化提唱者ブロッカー氏亡くなる

Science & Health

地球温暖化の科学者ブロッカー氏亡くなる

Scientist Who Popularized Term ‘Global Warming’ Dies at 87

『「地球温暖化」の用語を広めた科学者87歳で亡くなる』

みなさんこんにちわ。

「地球温暖化」「気候変動」を初めて唱え、その考えを広げるために貢献した”Grandfather of Climate”と呼ばれるウォーレス・スミス・ブロッカー氏が亡くなりました。

ウォーレス・スミス・ブロッカーの書籍

ウォーレス・スミス・ブロッカーの書籍

記事では、「地球温暖化」の機構がわかるようになっています。面白そうなのでさっそく見てみましょう。

February 18, 2019 VOA NEWS より

今日のSentence

A scientist who raised early alarms about climate change and popularized the term “global warming” has died. Wallace Smith Broecker was 87.

Broecker brought “global warming” into common use with a 1975 article that correctly predicted rising carbon dioxide levels in the atmosphere would lead to pronounced warming. He later became the first person to recognize what he called the Ocean Conveyor Belt, a global network of currents affecting everything from air temperature to rain patterns.

Vocabulary

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Wallace Smith Broecker:ウォーレス・スミス・ブロッカー

popularize:【pάpjʊlərὰɪz】(ピュラライズ)一般化する・世に知らしめる・大衆化する

predict:【prɪdíkt】(プレィクト):予測する・予言する

carbon dioxide:(ーボン イオクサイド):二酸化炭素

pronounced:【prənáunst】(プロウンスト):【形容詞】顕著な・明白な

Ocean Conveyor Belt:熱塩循環・大循環・深層大循環

Sentenceを分解して訳してみましょう

A scientist

who raised early alarms about climate change

and popularized the term “global warming”

has died.

Wallace Smith Broecker was 87.

【英文訳】

気候変動について早い段階で警告を鳴らし、「地球温暖化」の言葉を世に広めた科学者が亡くなった。ウォーレス・スミス・ブロッカー氏は87歳であった。


Broecker brought “global warming” into common use with a 1975 article

ブロッカー氏は「地球温暖化」を1975年の記事の中で一般的に用いた

that correctly predicted

(その記事は)正確に予測していた

rising carbon dioxide levels in the atmosphere

大気中の二酸化酸素レベルの上昇は

would lead to pronounced warming.

顕著な温暖化を招くと。

【英文訳】

ブロッカー氏は「地球温暖化」の言葉を1975年の記事に使い、大気中の二酸化酸素レベルの上昇は顕著な温暖化を招くと正確に予測した。

 


He later became the first person to recognize

彼は後に、認識した初めての人物となった

what he called the Ocean Conveyor Belt

彼が言う海洋コンベアベルトの

,a global network of currents

(それはすなわち)地球循環のネットワーク

affecting everything from air temperature to rain patterns.

気温から雨のパターンまでのすべてに影響する

彼は後に、気温から雨のパターンまでのすべてに影響する地球循環のネットワークである彼の提唱する海洋コンベアベルトを認識した初めての人物となった。

「地球温暖化」の父、ブロッカー氏亡くなる

「地球温暖化」”global warming” を最初に唱えた科学者のウォーレス・スミス・ブロッカー氏が87歳で亡くなりました。

彼は、1970年代の地球寒冷化が疑われていた時から地球温暖化の警鐘を鳴らしていた科学者です。

またブロッカー氏は、1984年にアメリカ議会下院の小委員会(House subcommittee)で、「地球温暖化」の問題では、国家が大気、海洋、氷河、陸上の生物圏(terrestrial biosphere)を理解することが必要である訴えるなど、地球温暖化の認識を広めるために努力した科学者でもありました。

ブロッカー氏の”Ocean Conveyor Belt”とは

ブロッカー氏は、Ocean Conveyor Beltを初めて提唱しました。

Ocean Conveyor Beltとは、北大西洋(North Atlantic)から、温度が低く、塩の濃度が高い海水が、海水深くに流れていき、その流れが、世界を循環する大きな海水循環を作っているというものです。

日本語では、Ocean Conveyor Beltのことを「熱塩循環」「大循環」「深層大循環」などと言うようです。

そのOcean Conveyor Beltの循環によって、表面の温かい海水も循環し、ヨーロッパは高緯度の割には温暖であるそうです。

Ocean Conveyor Beltが止まると地球温暖化に

ブロッカー氏は、Ocean Conveyor Belt「気候システムのアキレス腱」“Achilles heel of the climate system”と言い、とてももろい( fragile )ものだと考えていました。

アキレス腱とは、ギリシャ神話の英雄アキレスが、かかとの上の腱(いわいゆるアキレス腱)を射たれて死んだことから「勇者の唯一の弱点」「急所」と言う意味があります。

ブロッカー氏は、二酸化炭素の多量の排出により、ちょっとした温度上昇でもOcean Conveyor Beltの流れを止め(halt)てしまい結果、気候変動が起こると言うのです。

ブロッカー氏の予言

例えば、北極がほんの少しでも暖かくなることで、北大西洋の海水温度が上昇し、塩分も少なくなります。

そうすると「重い(密度が高い)海水が深海に沈み込んで起こるOcean Conveyor Belt」の流れがなくなってしまいます。すると、広範囲な海洋の流れが滞り、それにより暖かい海水がヨーロッパに流れなくなりヨーロッパはとても寒くなってしまうそうです。

ここで、海水の温度が上がると、海水の塩分が少なくなるという件ですが、カナダのローレンシア地方から大陸氷河が融解してできた淡水が北部北大西洋へと流れ込むからだとの見方があるようです。(地層科学研究所

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そう言えば

近年、地球規模で大規模な自然災害が起きたり、この冬ではヨーロッパやアメリで大寒波にみまわれるなど、ブロッカー氏が提唱した通りのことが起きているとこの記事を見て思いました。

一部の人たちは、人間の活動などでは地球的規模の気候の変化などは起こらないのではないかと地球温暖化については、懐疑的な見方もあります。

今回の記事は、地球温暖化の機序について知る機会になったので良かったです。



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