Europe

バルセロナの自治体は住民の意見を政策に反映させる

Who Knows Best? Cities Consult Citizens for Fresh Ideas

『誰が一番わかっている?自治体は、新鮮なアイディアを求め市民に意見を聞く』

英語がうまい、と部下から尊敬の眼差しで見られた【ボンクラ式ビジネス英語スピーキング】

今日は、VOAニュースから取り上げました。カタルーニャ州にあるバルセロナ県で有名なムンジュイックの丘の開発について住民の意見をオンライン形式で聞き政策に生かすという記事。民主的な明るい話題です。さっそく見てみましょう。

February 12, 2019 VOA NEWS より

今日のSentence

Barcelona residents were given the chance to add their ideas on things like transport and environmental protection — both online and at meetings — to a draft of the city council’s action plan for Montjuic.

Barcelona often uses inclusive processes like this to gather citizens’ input on municipal projects — a trend that is growing worldwide at city and national levels.

Vocabulary

バルセロナ

バルセロナ

Barcelona:バルセロナ スペインの首都

resident:住民

neighborhood:近隣の地域・近所・近所に住む人たち(neighborhoodは、「近所」と「隣人」のどちらの意味もあります。つまり近くの「場所」と「人」の両方を表せます。)

draft:原稿・下書き・徴兵

city council’s action plan:市議会の実施計画: action planとは、ある目標を達成させるために、実際にどんなことを行うのかの計画

Montjuicムンジュイック=スペインのバルセロナ・サンツ・ムンジュイック区にある丘の名前。ムンジュイックの丘のふもとは、1992年バルセロナ・オリンピックのメイン会場となった。ムンジュイック丘の上には、赤い城壁のモンジュイック城がある。そこからの景色は、360度のパノラマが臨め港湾都市バルセロナを一望できる絶景スポットとして観光でも有名。

 ムンジュイック城


ムンジュイック城

inclusive:【inklúːsiv】(インクーシブ):開放的な・いろいろな人が参加できる・包括的な

municipal:【mjuːnísəp(ə)l】(ミュシパル)地方自治体の・市の

input:【ɪnpʊt】(ンプット)【名詞】仕事などに打ち込む時間、知識、考えなど・【動詞】コンピューターなどに情報を入れる

 

Sentenceを分解して訳してみましょう

Barcelona residents

バルセロナの住民は

were given the chance to add their ideas

自分たちの考えを加えるチャンスを与えられている

on things like transport and environmental protection

交通機関や環境保護などの事について

— both online and at meetings —

オンライン形式でも、面接によっても

to a draft of the city council’s action plan for Montjuic.

ジェニックについての市議会の行動計画の筋書きに

 

add A to B で「AをBに加える」の意味です。

この文では、add  to が離れていてわかりにくいのですが、

Barcelona residents were given the chance to add their ideas on things like transport and environmental protection — both online and at meetings — to a draft

青の部分が、Aになります 「彼らの考え(交通機関や環境保護のような)-オンラインでも面接と言う方法でもーは、筋書に加えられる」という感じです。

 

 

※ここでは、ダッシューが使われています。で囲まれた部分は、挿入的な感じで、文に付け足され、別の情報を付け加えるのに使われています。

ダッシュについては、こちらでまとめてあります。


Barcelona residents were given the chance to add their ideas on things like transport and environmental protection — both online and at meetings — to a draft of the city council’s action plan for Montjuic.

【英文訳】

バルセロナの住民は、市議会がつくるジェニックの行動計画の筋書きに交通機関や環境保護などの事について自分たちの考えを加えるチャンスを与えられている。それはオンライン形式でも、面接形式でも出来る。

 


Barcelona often uses inclusive processes like this

バルセロナは、しばしば使う この様な色んな人が参加できるプロセスを 

to gather citizens’ input on municipal projects

自治体の計画についての市民の考えを集めるために

— a trend that is growing worldwide at city and national levels.

― 傾向です(その傾向と言うのは)世界に広まっている 市や国家レベルで

【英文訳】

Barcelona often uses inclusive processes like this to gather citizens’ input on municipal projects — a trend that is growing worldwide at city and national levels.

バルセロナは、自治体の計画についての市民の考えを集めるために、色々な人が参加できるプロセスをしばしば使う。住民に意見を聞くのは、市や国家レベルで世界に広まってきている傾向だ。

住民が直接政策に関わるバルセロナ

今日の記事は、住民の意見を広く集めて、自治体や国の政策に反映させると言うお話しです。

その例として、スペインのバルセロナにあるムンジュイック(Montjuic)の丘の交通機関や、環境問題について、住民の意見を広く集める事が紹介されています。バルセロナの住人は、1月までムンジュイックの緑の広場の開発計画について、自分の意見を提出しなければならないという事です。

最近のバルセロナの調査では、住民は、都市の発達に関して自分自身も参加したいと思っているし、また、発展に住民が寄与できるという事がわかっているとのことです。

世界で広がってきている市民の声を吸い上げる動き

住民の意見を集める方法が、ユニークです。ムンジュイック開発への住人の意見は、オンライン形式でも、面接によってでも、提出することができるそうです。

台湾では

また、他の例としては、台湾が挙げられています。台湾では、株主の必要条件(company shareholder requirement)についてや、インターネット上でアルコール類を売ることについての規制(legislation)を作る際に、AIやの技術を駆使したPolisという技術を使い、20万人の市民の意見を吸い上げ、政策に反映したそうです。

その様な、最先端の技術も、市民の意見を聞き行政に反映させることに一役買っているとのことです。

ブラジルでは

また、ブラジルの例では、 Mudamosと言うアプリを使い、公共衛生(public cleanliness )公共交通機関(municipal transport)などについての予算案に、市民がデジタル方式でサインをすることができるそうです。

フランスでは

一方、フランスでは、黄色いベストの抗議活動が続いていますが、その中で、マクロン大統領は、2か月間の「国の大会議」”great national debate” を行いました。インターネットでの協議(consultation) やワークショップ(workshop)地域の会議、(regional conference)などを通じて、ひろく国民の声を聴き、フランス政府は、環境政策、税金、民主主義、公共サービスなどの重要課題についての市民の意見を詳しく調査した(canvass)という事です。

 

課題

この様な市民の意見を聞くことは、国レベルよりは、それよりも小さな地域レベルで実施されやすいとのことです。政策が、直接住民に関わることでもあるし、問題が住人にもはっきりしているからです。

しかし、課題もあり、例えばバルセロナでは、集められた提案はどのように使われるのかについての透明性(transparency)がまだ不足しているとか。

ワークショップworkshop とは?

記事の中で、workshopと言う言葉が出てきました。本来workshopとは「作業場」や「工房」の事を言っていたようです。

ワークショップは日本語でも使われていますね。

今使われているワークショップは、具体的には、講座などで講師の一方的な講義ではなく皆で意見を出しあってまとめたする形式の講座や、また作業するようなタイプの講座で、参加者が実際に物を作ったりするものを指しているようです。

要するに、参加者が受け身ではなくて、何かを実践し作ったり、参加者が意見を述べたり、知識を出したりし、会全体で何かを作り上げる場をワークショップと言うようです。

そう言えば

今日の記事の様に、住民が直接政策に関われるような仕組みは、市民や国民に活気を与えるものだと思います。また、街や国の課題について個人が真剣に考える機会になるし、その政策についてより責任を持てるようになると感じました。



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