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Table tennis: Ito completes triple crown at national championships
『卓球:伊藤日本選手権3冠王に輝く』
21・January 2019 The Mainich より引用
今日のSentence
Mima Ito became the first female table tennis player to win three titles for two consecutive years at Japan’s national championships after beating Miyu Kihara 4-1 in the women’s singles final on Sunday.
Ito won the mixed doubles crown on Thursday with partner Masataka Morizono, and the women’s doubles with Hina Hayata on Saturday.
Rio de Janeiro Olympic medalist Jun Mizutani won his 10th title in the men’s singles following his 4-2 victory over Yuya Oshima in the final.
Oshima advanced to the finals for the first time by beating defending champion Tomokazu Harimoto 4-3 in the semifinals.
“I’ve been competing at this tough national championships every year and I can’t believe I’ve won it for the 10th time,” Mizutani said. “Winning this year’s title has been my goal since losing to Harimoto last year (in the final).”
Vocaburaly
consecutive:【kənsékjətiv】(コンセキュティヴ):連続した
crown:【krάʊn】(クラウン):王位・優勝・栄光・王冠
follow ~:【fɒləʊ】(ファロー):~の後に続いて起きる
advance to~:~に進む
tough:【tˈʌf】(タフ):手堅い・骨の折れる・厳しい
Sentenceを分解して訳してみましょう
Mima Ito became the first female table tennis player
to win three titles for two consecutive years
at Japan’s national championships
after beating Miyu Kihara 4-1
in the women’s singles final on Sunday.
【英文訳】
伊藤 美誠(みま) 選手は、卓球日本選手権において、20日の女子シングル決勝戦で木原 美悠(きはら みゆう) 選手に4対1で勝ち、3つのタイトルを2年連続で勝ち取った初めての女子卓球選手となった。
Ito won the mixed doubles crown on Thursday with partner Masataka Morizono,
and the women’s doubles with Hina Hayata on Saturday.
【英文訳】
伊藤選手は、15日に森薗 政崇(もりぞの まさたか)選手とペアのミックスダブルスで、また19日には、早田ひな選手とペアの女子ダブルスでも優勝した。
Rio de Janeiro Olympic medalist Jun Mizutani
won his 10th title in the men’s singles
following his 4-2 victory over Yuya Oshima in the final.
Oshima advanced to the finals for the first time
by beating defending champion Tomokazu Harimoto 4-3 in the semifinals.
【英文訳】
リオデジャネイロオリンピックのメダリスト水谷 隼 選手は、決勝戦で大島 祐哉 選手を4対2で破り、男子シングルスで10回目の優勝を果たした。大島 祐哉 選手は準決勝で昨年の優勝者 張本 和弘 選手を4-3で破り、初めての決勝進出であった。
※followは、「~の後に続く」の意味です。
Mizutani won his 10th title following his 4-2 victory in the final. 「水谷は決勝での4-2の勝利の後に、10回目の優勝を勝ち取った。」
A follow B =「AはBの後に続いた。」=時間的・順序的にB→A の順番
になります。(はじめにBが、その次にAが起こった。)
※またここでは、following を使った分詞構文が使われています。分詞構文についての詳しい説明はこちらでご覧ください。
“I’ve been competing at this tough national championships every year
and I can’t believe I’ve won it for the 10th time,” Mizutani said.
“Winning this year’s title has been my goal
since losing to Harimoto last year (in the final).”
【英文訳】
「自分は、この厳しい日本選手権で毎年戦ってきました。そして10回も優勝してきたことが、信じられません。去年の決勝戦で張本選手に負けて以来、今年優勝することが自分の目標でした。」と水谷選手は言った。
全日本卓球選手権大会・結果は?
全日本卓球選手権大会が、2019年1月14日(月)~1月20日(日)に大阪で行われました。
伊藤 美誠 選手、2年連続で3冠王に。14歳木原 美悠 選手も健闘
女子は、伊藤 美誠(みま)選手が、2年連続の3冠王に輝き、史上初の2年連続3冠王となりました。
決勝選では、中学2年生の木原 美悠(みゆう)選手が、史上最年少の14歳5カ月での決勝進出で健闘しましたが、伊藤にゲームカウント4-1で破れました。
ミックスダブルスでは、伊藤 美誠 選手と森薗 政崇 選手ペアが、張本智和 選手と長崎 美柚 選手のペアに勝ち優勝しました。
女子ダブルスでは、伊藤 美誠 選手と早田ひな 選手ペアが、芝田 沙季(しばた さき) 選手と大藤 沙月 (おおどう さつき)選手ペアにゲームカウント3―1で勝ち優勝を決めました。
伊藤 選手は18歳、高校3年生。優勝を決めた伊藤 美誠選手は「嬉しい気持ちもあるけどホッとしている。勝った瞬間は嬉しかった。去年の優勝から自信もついて、さらにレベルアップできた。全日本に帰ってきても3冠。強くなったと思った。自分の成長に拍手したい」とコメントした。
男子シングル・水谷隼選手10回目の優勝

水谷隼選手のTwitterより
男子シングルでは、水谷 隼 選手が、決勝戦で大島 祐哉 選手にゲームカウント4対2で勝ち、10回目となる優勝を果たしました。
試合終了後、水谷隼選手は会場でのインタビューで「今回、V10を達成できたら、この全日本選手権で最後だと思っていたので、今年で最後の全日本選手権にしたいなと思っています。ここで勝って、この舞台を去りたいという気持ちが強くて、また節目の10回ということで、来年は出場しないんじゃないかと思います。」と語りました。
男子ダブルス
男子ダブルスでは、木造 勇人 選手と張本 智和 選手ペアが、松山 祐季 選手と髙見 真己 選手ペアに勝ち優勝しました。
そう言えば
私は、卓球と言えば、福原愛ちゃんを一番に思い出します。2018年に引退を表明し、今2人目の赤ちゃんを妊娠している愛ちゃんは、長年の卓球界への貢献で、『特別功労賞』を受賞したそうです。今日の記事の全日本卓球選手権の会場で表彰式が行われました。
最近は、卓球がブームですし、若くて強い子がどんどん出てきますね。東京オリンピックでは、金メダルが狙えるかもしれません。
個人的には、水谷 隼 選手大好きです。水谷 隼 選手はなんと13年連続の決勝進出をしていて、優勝10回しています。ほんとにすごい偉業だと思います。ずっと卓球選手でいて欲しいです。