フランスのデモのイメージ

Europe

フランス暴動・首相が各政党と会話

French PM holds talks with party leaders

『フランスの首相・党首とたちと話し合いをもうける』

みなさんこんにちは。フランスでは、全国で激しい抗議活動が繰り広げられ、暴動も起きているようです。抗議者たちはどんな不満を持っているのか、さっそく英語ニュースで見てみましょう。

December 4 2018  NHK WORLD NEWS  より

今日のSentence

France’s prime minister has held talks with political party leaders over the violent unrest that has left more than 130 people injured.

Edouard Philippe met with the leaders of ruling and opposition parties at his office in Paris on Monday in a bid to make a breakthrough in the crisis.

The violence erupted in Paris on Saturday when some protesters clashed with security forces. The unrest began with street protests against a government plan to increase fuel taxes as part of efforts to tackle climate change.

The protests later grew into massive demonstrations against various reforms led by President Emmanuel Macron.

Vocabulary

unrest:【ʌnrést】(アンスト):( 社会的な)不安・不穏な状態

injured:【ɪ́ndʒɚd】(ンジャード):負傷した

Edouard Philippeエドワード・フィリップ=エマニュエル・マクロン大統領の下で2017年よりフランスの首相を務めている。フランスには、大統領と首相がいる。大統領は外交を、首相は内政を担当する大統領は国民選挙で選ばれ首相は議会から選ばれるエドワード・フィリップ首相は共和党(Republicans)であり、マクロン大統領は共和国前進党(En Marche!)である。よって、首相のフィリップ氏は、野党である。

in a bid to:~を目指して・~をしようと

make a breakthrough:突破口を開く・難関を突破する

security forces:治安部隊

clash with:食い違う・小ぜり合う・ぶつかり合う・衝突する

長文読解の解説

長めの複雑な文章について、詳しく見ていきます。まずは、適切な部分で区切って見てみるとわかりやすいのでやってみましょう。

The unrest began with street protests

その騒ぎは道路での抗議がら始まった。

against a government plan to increase fuel taxes

(その講義とは)燃料税を上げようと言う政府の計画に対して。

as part of efforts to tackle climate change.

(その計画とは)気候変動にとりくむ努力の一部としての

protests against a government plan=政府の計画に対する抗議

plan to increase fuel taxes=燃料税を増やす計画

いずれも、名詞を後ろから修飾しています。こちらで詳しく説明しています。

名詞+形容詞

名詞+ to V(不定詞)

asについては、ここでは、「~として」と訳してみました。as についてはこちらをご覧ください。as の用法を徹底的に解説!

英文訳

フランスの首相は、130人以上のけが人を出したフランスの現在の暴力的で不安定な状態について、各政党のリーダーたちと話し合っている。

エドワード・フィリップ首相は、この危機を乗り切ろうと与党、野党のリーダーたちと月曜日にパリの首相室で会った。

この暴動は、土曜日パリで、抗議者と治安部隊とが衝突して勃発した。この騒ぎは、政府が気候変動対策として、燃料税を増税する計画に反対するデモから始まった。

この抗議は、マクロン大統領による様々な改革に対する大規模なデモへと後に拡大した。

フランスの暴動・首相が抗議者から話を聞く

フランスの首相エドワード・フィリップ氏は、フランス国内でおきたデモや暴動について各政党のリーダーたちと話し合っている。

この暴動は、12月1日土曜日パリで、抗議者と治安部隊とが衝突して勃発。始めは燃料税増税に反対するデモから始まり、次第にマクロン大統領による様々な改革への不満を訴える大規模なデモへと拡大。

この暴動で130人ものけが人が出ており、ニュースの中ではフランスに住む日本人が『まるで映画を見ているようにとても恐ろしい光景。』『今までにない激しい抗議。みんな恐怖を抱いている。』などフランスの大変な状況を語っている。

野党勢(opposition parties)は、燃料税増税の中止または、時期を遅らせるよう要求。

そのうち野党の共和党(Republicans)党首Laurent Wauquiez氏は、燃料税増税を破棄する(scrap)よう要求していると報道陣に話した。

与党である『共和国前進』 “Republic on the Move” 党の党首Stanislas Guerini氏は、フランス国内の治安の重要性を強調した。

フランス首相フィリップ(Philippe)氏は、政府はどのように、この問題に対応するかを発表する前に、火曜日に抗議者たちから話を聞く予定である。

マクロンへの不満とは?

39歳の若さで国民の期待を受け、大統領になったフランスのマクロン大統領。政権発足当初は66%もの支持率がありましたが、今年9月には31%に落ち込む(朝日新聞)など人気の低迷が続いています。

最近のフランスの世論調査では、「低所得者を軽視し、富裕層を優遇している」と答えた人は72%にも上るなどマクロン大統領への不満が明らかになっています。例えば、「社会保障費やたばこ税など各種税率の引き上げ」の一方で、「法人税の33%から25%へ引き下げ」「高所得者向けの『富裕税』を廃止」など、税負担が国民一般に増える一方で、企業や富裕層の税負担が減るような改革を行ったことなどが不満の一つにあるようです。

また、マクロン大統領は「国内経済の再生」の名目での「労働規制の緩和」が行われ、不当な解雇に対する労働者への賠償金に上限を設けることなどを盛り込んだ改正労働法を施行しました。

『この政権は富裕層寄りだ』『格差に向き合うつもりはない』などと国民からマクロン大統領への不満が起きています。



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