マウンテンゴリラ

Africa

マウンテンゴリラ絶滅の危機脱出?頭数増加

Rare Conservation Win: Mountain Gorilla Population Ticks Up

『保護の稀な勝利:マウンテンゴリラの頭数が上昇』

November 14 VOA NEWSより

みなさんこんにちは。今日は、マウンテンゴリラの保護についての記事です。国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧のカテゴリーなども載せています。ではさっそく見てみましょう。

マウンテンゴリラ頭数増える・IUCN報告

After facing near-extinction, mountain gorillas are slowly rebounding. On Wednesday, the Switzerland-based International Union for Conservation of Nature updated mountain gorillas’ status from “critically endangered” to “endangered,” a more promising, if still precarious, designation. There are now just over 1,000 of the animals in the wild, up from an estimated population of 680 a decade ago.

“In the context of crashing populations of wildlife around the world, this is a remarkable conservation success,” said Tara Stoinski, president and chief scientist of the Dian Fossey Gorilla Fund.

The Atlanta-based nonprofit is named for the primate researcher whose work helped draw international attention to mountain gorillas and whose memoir became the basis for the 1988 Sigourney Weaver film “Gorillas in the Mist.”

Vocabulary

near-extinction:ほとんど絶滅

extinction:死滅・絶滅・消火

rebound:【rìːbάʊnd】(リウンド):跳ね返る・立ち直る

critically endangered:絶滅寸前

尚、国際自然保護連合(IUCN)が定めた絶滅の危険度カテゴリーは、以下のようになっている。

 

Extinct(絶滅) extinct(EX) (絶滅)← extinct in the wild (EW)(野生絶滅)

Threatened(絶滅危惧) critically endangered (CR)(絶滅寸前)←  Endangered (EN) (絶滅危惧)← Vunerable (VU)(危惧)

Lower Risk(低リスク)Near Threatened (NT) (準絶滅危惧)← Conservation Dependent (CD) (安全対策依存)← Least Concern(LC)(低危険種)

今回、記事では、critically endangered (CR)(絶滅寸前)から、絶滅の危険度が1ランク低い  Endangered (EN) (絶滅危惧)になったという事。

 

International Union for Conservation of Nature:(IUCN):国際自然保護連合:1948年創設。国際的な自然保護団体。国家・政府機関・NGOなどが会員。本部はスイスのグラン。日本は1978年に環境庁が政府機関として加盟、1995年に国家会員として加盟した。

promising:【prɑ́məsiŋ】(プマシン)期待できる・前途有望な、見込みのある、将来が明るい

if still:もしそうでも、それでもなおかつ

precarious【prɪˈkɛːrɪəs】(プリャリアス):不安定な・危険な・推定的な

designation【dèzɪgnéɪʃən】(デシグイション):指定・任命・呼称

crashing populations:消滅している人口

is named for:~にちなんで名付けられる・名前が~に由来する

primate:【prάɪmət】(プイメイト):霊長類

Dian Fosseyダイアン・フォッシー=(1932~1985)はアメリカの霊長類学者、動物学者、動物行動学者、生物学者。ルワンダの森林(火山国立公園)で古生物学者のルイス・リーキーと共に18年間にも及ぶマウンテンゴリラの生態系の調査を行う。1985年12月、何者かによって殺害される。フォッシーが1983年に出版した著書、『霧の中のマウンテンゴリラ』は、1988年にシガニー・ウィーバー主演の映画となる。

ダイアン・フォッシー

ダイアン・フォッシー

memoir:【mémwɑɚ】(モア):回顧録・伝記・研究論文・論文集・学会誌

basis for:基礎、根拠、原理

Sigourney Weaver:シガニー・ウィーバー=1949年生・アメリカ女優『霧の中のマウンテンゴリラ』で霊長類学者ダイアン・フォッシー役を務める。

シガニー・ウィーバーphoto by Alan Light

Sentenceを分解して訳してみましょう

After facing near-extinction,

mountain gorillas are slowly rebounding.

On Wednesday, the Switzerland-based International Union for Conservation of Nature

updated mountain gorillas’ status

from “critically endangered” to “endangered,” a more promising,

if still precarious, designation.

絶滅寸前になった後、マウンテンゴリラの生態はゆっくりと回復している。水曜日にスイスに本部を置く国際自然保護連合は、マウンテンゴリラの状況を『絶滅寸前』から、それでもなお、危険であるとの認定ではあるが、『絶滅寸前』よりも望みの高い『絶滅危惧』に更新した。

 


There are now just over 1,000 of the animals in the wild,

up from an estimated population of 680 a decade ago.

“In the context of crashing populations of wildlife around the world,

this is a remarkable conservation success,”

said Tara Stoinski, president and chief scientist of the Dian Fossey Gorilla Fund.

今は、野生の中で1000頭以上のゴリラがいて、10年前の推定680頭から増加している。世界中の野生種の消滅している中、これは注目すべき保護の成功例であると、ダイアン・フォッシー(Dian Fossey)ゴリラ基金の代表でチーフ科学者のTara Stoinskiさんは言った。

 


The Atlanta-based nonprofit is named for the primate researcher

whose work helped draw international attention to mountain gorillas

and whose memoir became the basis for the 1988 Sigourney Weaver film “Gorillas in the Mist.”

アトランタに本部がある非営利団体ダイアン・フォッシー・ゴリラ基金は、霊長類の研究者・ダイアン・フォッシーにちなんで名前付けられた。彼女の研究は国際的な注意をマウンテンゴリラに向けることに貢献し、彼女の伝記は1988年のシガニー・ウィーバーの映画「霧の中のゴリラ」の基になった。

マウンテンゴリラ・危機から脱出?

マウンテンゴリラのを『絶滅寸前』から『絶滅危惧』へ

国際自然保護連合(IUCN)の報告によると、絶滅寸前だったマウンテンゴリラの生息数が回復しているとのこと。国際自然保護連合(IUCN)は、マウンテンゴリラのを『絶滅寸前』から『絶滅危惧』に更新した。

マウンテンゴリラは、東部アフリカの休火山帯(dormant volcanoes)にある青々と茂った(lush )霧が立ち込める(misty)森で生息している。マウンテンゴリラの生息地(habitat )ルワンダ(Rwanda)ウガンダ(Uganda) コンゴ民主共和国( the Democratic Republic of the Congo)またがる(span)国立公園内。

『霧の中のマウンテンゴリラ』の著者であり、マウンテンゴリラを研究してきたダイアン・フォッシーは、マウンテンゴリラは、2000年までには絶滅する(extinct)かもしれないとしていたが、持続的かつ豊富な資金( sustained and well-funded)による国際的な保護活動(international conservation efforts)で、マウンテンゴリラの頭数は少しずつ増えてきた。

ルワンダ (Rwand)のキガリ(Kigali)に本拠地がある国際ゴリラ保護計画(Iternational Gorilla Conservation Program)のディレクター Anna Behm Masozeraさんは、「ゴリラ保護やマウンテンゴリラが生息できる自然環境を割り当てる(allow)ことについて、私たちは進展してきた。しかし、マウンテンゴリラの数はあっという間に後退(slip back)しうるという事に注意しなくてはならない。」と言う。

マウンテンゴリラの数が増えてきたわけ

法の執行

ルワンダ、ウガンダ、 コンゴ民主共和国が、狩り(hunting)樹木伐採(logging)道路の舗装(pave roads)などの国立公園周辺での法の執行を厳しくして来た(stepped up enforcement )

エコチューリズムによる資金集め

旅行客は、ゴリラを見るために最大で一時間$1,500 を支払う事になっており、その資金が国立公園の森林警備隊員(ranger)への支払いに充てられた。

霊長類の自然観察旅行(ecotourism)は、強力な保護資金となる。そして、地域の政府やコミュニティーが動物の生態を守る経済的動機(economic incentive)にもなった。

獣医によるゴリラのヘルスケア

また、獣医によるヘルスケアもゴリラの増加に貢献している。非営利団体は、獣医スタッフ(veterinary staff)の訓練も行ってきた。

狩りは国立公園内では違法(illegal)である。しかし、近所の住民は、レイヨウ(antelopes)などの動物を捕まえるために、罠をかける(set traps)。その罠にかかって手足を痛めるゴリラもいる。

ゴリラが『スネア』と言うわなにひっかかかってもがいているのが見つかったら、 獣医(vet)は呼ばれ、傷の手当てをする。この様な救急獣医の関わり(interventions)は、重大な役目を果たしている。

またIUCNは、北太平洋 (North Pacific Ocean)での商業捕鯨の禁止(bans on commercial whaling) は、クジラの生息数の回復をもたらしたと報告した。ナガスクジラ( fin whale)のランクは、『絶滅』”endangered”から『危惧』 “vulnerable” になり、より安定した状態になったとのこと。



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