ニューヨーク・ワールドトレードセンターの画像

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9.11テロの救助活動・がんで死亡者増加

みなさんこんにちは。今日は、アメリカ同時多発テロについての記事です。2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが起きてから、もう17年が過ぎました。

テロにより崩壊したビルに閉じ込められた人を助けた消防、警察、医師、その後のがれきの後始末や新しいビル建設にかかわった人などが、現在がんや呼吸器などの病気で苦しんでいます。

テロ関連疾患で2000名以上が亡くなっており、死亡者数も毎年増え、今年はテロ事件当日に亡くなった人の数を超える見通しです。

では、詳しく記事を見ていきましょう。

The Sun 2018.9.11 より

 

今日の英語ニュース

The 9/11 disease that’s given men breast cancer and already killed 2,000 heroes – and the death toll is set to overtake those that died on the day.

After the dust settled at Ground Zero, thousands of those first on the scene were left facing an even more terrifying prospect – hideous cancers, caused by the toxic fumes breathed in on the day

In the following days, people from every state – and almost every single district – of America helped at Ground Zero – rescuing casualties, digging up bodies, cleaning up and rebuilding.

Now they are paying a high price for their selflessness – while most of the world remains oblivious to their suffering.

Over 2,000 first responders – anyone who helped out at Ground Zero, including building workers, electricians, doctors and paramedics – have died from illnesses caused by breathing in the toxic fumes that engulfed the site in the weeks after the terror attack.

■英語ニュースの訳

9.11疾患、それは男性を乳がんにし、すでに2000人のヒーローを死なせたアメリカ同時多発テロに関連する疾患で、死亡者数は、テロ当日に亡くなった人の数を超えそうである。

グランドゼロにほこりが積もった以降、初めにその場にいた何千の人たちは、あの日に吸った毒性の煙によって深刻ながんが起きるという、さらにぞっとする事実に向き合ってきた。

あの日以降、すべての州、そしてアメリカのほとんどすべての地区の人々が、犠牲者を探し、死体を堀上げ、がれきをきれいに片付け、ビルを立て直しながら、グランドゼロで援助活動を行った。

今、支援活動を行った人たちは、自らの高い犠牲を払っている。一方、ほとんどの世界では、彼らの苦しみに気づいていないままである。

初めに現地に赴いた、建設作業員、電気工、医師や救命救急師などのグランドゼロで救助活動にあたった人の2000人以上は、テロ攻撃の後数週間その現場に漂っていた毒性の煙を吸う事による病気で亡くなっている。

 

Vocabulary

breast cancer:乳がん

set to:~であると確実視されている・~に向かう・~をすることになっている

overtake:追い越す・追いつく

fumes:【fjúːm】(ヒューム)煙

terrifying【tɛ́rəfàɪɪŋ】(リファイング)恐ろしい・ぞっとするような

prospect :【prάspekt】(プスペクト)予想・見通し・前途

hideoushídiəs】 (ディアス):恐ろしい・ぞっとするような

selflessness:【sɛ́lfləsnɪs】(ルフレスニス):無私無欲の・私心のない ・無償

oblivious:【əblíviəs】(オブビアス):~を忘れて

paramedics:【parəˈmɛdɪk】(パラディック)救急現場で救命処置や応急処置を行う人。=救急救命士

9・11のテロの救助活動した人が今も続々と死んでいる

9・11で救出活動や再建活動をした人が、病気で苦しめられている。

9・11関連疾病とは?

アメリカ同時多発テロに関連した疾患( 9/11-related diseases)、すなわちがん(cancer )重症の呼吸器疾患(severe respiratory disease)で亡くなった人の数は、テロ事件当日に亡くなった人の数を、今年超えることが確実視されている。

だれが9・11関連疾患にかかったか

同時多発テロに関連の疾病で苦しんでいる人は、NYPD(New York City Police:ニューヨーク市警察) や消防士(firefighters)や、鉄鋼業従事者(iron-worker)高速道路修理者(highway repairman)など、あの場所にいた様々な職業の人である。

同時多発テロ関連の疾病で初めて死者が出たのは、2006年。事件当日、救助に当たっていた消防員で、彼の検死(autopsy) により、肺(lung)には、ガラス(grass)やグランドゼロに関連するたくさんの発がん性物質( carcinogenic substance)でいっぱいだった。

ワールドトレードセンター近くにいた15人の男性が、乳がん(breast cancer)にかかっている。普通、乳がんの患者の99%は女性である。

9・11ビル崩壊で有害物質が空気中に漂っていた

同時多発テロの時、ビルは燃え上がり、その後99日間も燃え続け、発がん性の毒(carcinogenic poisons)である アスベスト(asbestos)ベンゼン( benzine)クロム(chromium)亜鉛( lead )などがマンハッタンの空中に舞い上がった。

国は、テロに屈してないことを世界中に見せるために(to show they would not be defeated by terrorism)グランドゼロ(Ground Zero)周辺を、大気は安全であると誤って宣言し(declare)、閉鎖しなかった。

科学者は、68個のがんをワールドトレードセンターに漂っていた有害物質(toxins)と関連づけている。

 

9・11関連疾患にかかった人は今どうしているか?

被害者のための利益 (benefits)補償(compensation)のためのワールトドレードセンター健康プログラム(World Trade Center Health Program)には、83,000人が登録されている。

同時多発テロ関係の疾患にかかった人は、がんの切除や、病気のための失業による貧困に苦しめられ、特別な健康保険もない状態で困難な生活を世余儀なくされている。また、被害者の多くは、単一の疾病ではなくがん、PTSD( Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)、重症呼吸器疾患(severe respiratory disease)など複数の症状で苦しんでいる。

また、被害者たちの長い間の政府への要求によって、2010年の法案によってヘルスケア(health care)経済的援助(financial aid)が、約束された。

テロ現場で救援にあたった人の実際の話

Joseph Stachさん・ 消防士・ 9/11関連のすい臓がんで亡くなる

「9・11関連のすい臓がんで亡くなった父は、あの日、72時間の消防士としての仕事を終え帰ってきた時、頭からつま先までチリとほこりまみれだった。」

Mark Harrisさん・救急救命士・ 甲状腺がんと口腔がんで亡くなる

「彼のコンタクトレンズは、あの日、彼の眼の中で炎の熱で溶けていた。」

テロの救助に当たった人が病気で死んだり苦しんでいるのを忘れないでほしい

記事の中では、時間とともに人々に忘れ去られていくアメリカ同時多発テロの救助者について、以下の様に書かれています。

”You know everyone’s flocking to see the new Avengers movie – but we have our real life superheroes who actually save our lives – like my dad – dying around us.”

「みんなは映画アベンジャーズに殺到してるけど、私たちには、私の父の様な、本当に私たちの命を救ってくれた生身のスーパーヒーローがいるんだよ。そして、そのスーパーヒーローたちは、私たちの周りで死んでいるんだよ。」

 

”It would be just be nice if the rest of the country and the world paid a little more attention to this.”

「もし他の国や世界がこのことについてもう少し注意を払ってくれたらうれしい。」

 

英語ニュースを分解するとわかりやすいですよ(おまけ)

The 9/11 disease that’s given men breast cancer

and already killed 2,000 heroes –

and the death toll is set to overtake those that died on the day.

9.11疾患、それは男性を乳がんにし、すでに2000人のヒーローを死なせたアメリカ同時多発テロに関連する疾患で、死亡者数は、テロ当日に亡くなった人の数を超えそうである。


After the dust settled at Ground Zero,

thousands of those first on the scene

were left facing an even more terrifying prospect – hideous cancers,

caused by the toxic fumes breathed in on the day

グランドゼロにほこりが積もった以降、初めにその場にいた何千の人たちは、あの日に吸った毒性の煙によって深刻ながんが起きるという、さらにぞっとする事実に向き合ってきた。


In the following days,

people from every state – and almost every single district – of America

helped at Ground Zero

– rescuing casualties, digging up bodies, cleaning up and rebuilding.

あの日以降、すべての州、そしてアメリカのほとんどすべての地区の人々が、犠牲者を探し、死体を堀上げ、がれきをきれいに片付け、ビルを立て直しながら、グランドゼロで援助活動を行った。


Now they are paying a high price for their selflessness

– while most of the world remains oblivious to their suffering.

今、支援活動を行った人たちは、自らの高い犠牲を払っている。一方、ほとんどの世界では、彼らの苦しみに気づいていないままである。

 

Over 2,000 first responders

– anyone who helped out at Ground Zero,

including building workers, electricians, doctors and paramedics

have died from illnesses caused by breathing in the toxic fumes

that engulfed the site in the weeks after the terror attack.

初めに現地に赴いた、建設作業員、電気工、医師や救命救急師などのグランドゼロで救助活動にあたった人の2000人以上は、テロ攻撃の後数週間その現場に漂っていた毒性の煙を吸う事による病気で亡くなっている。

 

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

一緒に英語の勉強を頑張りましょう✍💯



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