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Hiroshima marks 73rd anniversary of US atomic bombing
みなさん。こんにちは。いかがお過ごしですか?
今日は、73回目の原爆記念日です。
広島での平和祈念式典の様子が、ニュースで取り上げられていました。英語版もありました。広島市長の平和宣言について主に書かれていました。見てみましょう。
今日のSentence
Hiroshima marked the 73rd anniversary of the U.S. atomic bombing on Monday, with its mayor making a fresh call for a world without nuclear weapons through dialogue but stopping short of explicitly urging Japan to join a global nuclear weapons ban treaty.
Despite some expectations of progress toward nuclear disarmament in recent years, Mayor Kazumi Matsui warned of the re-emergence of tensions over nuclear weapons seen during the Cold War and sought rational actions by global leaders.
Vocabulery
stop short of~:~の寸前[手前]で止まる[やめる]・~するまでには至らない・~することまではしない
explicitly:【ɪksplɪ́sətli】(イクスプリサトリー)簡潔に・明確に・直接に・あからさまに
disarmament:【dɪsάɚməmənt】(ディスアーママント)軍備縮小
re-emergence【riɪmɝ́dʒəns】(リイマージェンス)再び現れる事・再興
warn of~:~に注意するように言う・~を警告する・~を通知する
warn of a danger=危険を警告する
seek-sought-sought:~を探す・~を成し遂げようとする・~をお願いする・~しようとする
Sentenceを分解して訳してみましょう
Hiroshima marked the 73rd anniversary of the U.S. atomic bombing on Monday,
with its mayor
making a fresh call for a world without nuclear weapons through dialogue
but stopping short of explicitly urging Japan to join a global nuclear weapons ban treaty.
※ここでは、「making・・・but stopping・・・」と見て、but は making と stopping をつないでいます。「making したが、stopping をした。」となります。
訳✍:広島は、アメリカによる原爆の73回目の記念式典を月曜日に行い、その中で、広島市長は、会話による核兵器のない世界に向けての呼びかけを行ったが、核兵器禁止条約の日本の参加への明確な要求までは言及しなかった。
Despite some expectations of progress toward nuclear disarmament in recent years,
Mayor Kazumi Matsui
warned of the re-emergence of tensions over nuclear weapons seen during the Cold War
and
sought rational actions by global leaders.
※ここでのand は「そして」の意味。Mayor warned and sought「市長は警告し、そして 求めた。」の意味になります。
松井 一實市長は、最近の核兵器廃絶の進展への期待がある一方で、冷戦時代に見られた核兵器への緊張が再び訪れる事を警告し、世界のリーダーに理性ある行動を求めた。
記事によりますと
広島は、73回目の平和記念式典を行い、その中で、松井 一實 広島市長は、会話による核兵器のない世界を呼びかけたが、日本が核兵器禁止条約に批准することを希望する発言は無かった。
松井 一實 広島市長は、日本は、核のない世界を会話と協調によって導くリーダーでなければならないとし、最近の核兵器廃絶への進歩の期待がある一方で、冷戦(Cold War)時代に見られた核兵器への緊張が再び訪れる事を警告し、世界のリーダーによる理性ある行動を求めた。
今年の73回目の原爆平和祈念式典は、北朝鮮と韓国が交わした朝鮮戦争の非核化宣言(Pyongyang’s promise)や、歴史的なアメリカ大統領と北朝鮮リーダーのサミットが開催された後での式典となる。
松井市長は、朝鮮半島の緊張緩和は会話を通して続けて欲しいという期待を示した。世界のリーダーが核兵器禁止条約を、核のない世界への一里塚(milestone)として欲しいと言った。
日本はアメリカの防御(U.S. deterrence)に頼っており、2017年7月の核兵器禁止条約(Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons) には、批准(sign )していない。
また、式典に参加していた安倍首相は「日本が核兵器禁止条約に加わらないスタンスは変わらない。」と会見で答えた。
そう言えば
原爆などに関する英単語がいくつか出てきたので、まとめておきます。日本は、世界で唯一の被爆国ですから、日本の事を外国の人に紹介する時に使うかもしれません。
Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons=核兵器禁止条約は、核兵器の全面廃止と根絶を目的に、2017年7月7日に国連で採択されました。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が核兵器禁止条約への尽力を評価され、ノーベル平和賞の受賞もしています。
Atomic bomb=原爆
Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons=核兵器禁止条約
Peace Declaration =平和宣言
self-centered nationalism=自己中心的なナショナリズム
arsenals(アーソネル)=弾薬庫・武器製造工場
hibakusha=被爆者
atomic bomb survivors=被爆者
through dialogue=会話を通して
nuclear disarmament=核軍縮
tensions over nuclear weapons =核兵器への緊張
Cold War=冷戦
Peace Memorial Park=平和公園
complete denuclearization=完全な非核化
今日もお読みくださりありがとうございました。
一緒に英語の勉強をがんばりましょう💯✍