G7サミット・トランプ孤立

Europe

カナダの批判に腹を立てる・アメリカG7で孤立

White House Adviser: ‘Special Place in Hell’ for Canada’s Trudeau

(写真)=メルケル首相のインスタグラムより

 

こんにちは。皆さんいかがお過ごしですか。

6月8・9日にカナダのシャルルボワで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、高い関税をかけたいアメリカと今まで通りの自由貿易を守りたいその他の6か国との意見が合意せずに終わったようです。閉会後、米国とその他6カ国の間で論争が続いてます。

詳しく記事を見てみましょう。

今日のsentence

The White House is assailing Canadian Prime Minister Justin Trudeau, saying he “stabbed us in the back” and undermined U.S. President Donald Trump after Trump left the G-7 economic summit early for Singapore.

White House trade adviser Peter Navarro told Fox News, “There’s a special place in hell for any foreign leader that engages in bad-faith diplomacy with President Donald J. Trump and then tries to stab him in the back on the way out the door … that’s what bad faith Justin Trudeau did with that stunt press conference.”

Vocabulary

assail【əséɪl(アイル):猛攻する・攻めたてる・決然として当たる

Canadian Prime Minister Justin Trudeau:カナダ首相ジャスティン・トルドー=第29代カナダ首相(2015年~)。第20・22代首相ピエール・トルドーの長男。1971年12月25日 生まれ・カナダ自由党

6月9日閉会G7は歴史的な大失敗?カナダのドルドー首相のアメリカの関税批判に腹を立てたトランプ氏。シンガポール行きの飛行機の中で、つい先ほど同意したG7のコミニケをツイッターを通じて頓挫する。EUやカナダも報復関税を。深まる米対 EU・カナダとの溝|英語ニュース

カナダ首相・ジャスティン・トルドー氏

stab【stˈæb】(スッブ)刺す・突き刺す・鋭く傷つける

undermined【ʌ́ndɚmàɪn】(ンダーマイン):傷つける

Peter Navarro:ピーター・ナヴァロ。経済学者・公共政策学者。アメリカ側の顧問

engage【engéɪdʒ】:(エンイジ)従事する

bad-faith: 悪意・ 不誠実

stunt:【stˈʌnt】(スント):妙技・離れわざ・スタント・人気取り

stunt=ここでは、カナダのトルドー首相が、トランプ氏がサミット会場を出て行った後にトランプ氏を批判したことを比喩的に言っています。

Sentenceを分解して訳してみましょう

The White House is assailing Canadian Prime Minister Justin Trudeau,

saying he “stabbed us in the back”

and undermined U.S. President Donald Trump

after Trump left the G-7 economic summit early for Singapore.

【英文訳】

ホワイトハウスは、カナダ首相ジャスティン・トルドー氏を「トランプ氏がシンガポールに行くために早めにG-7経済サミットを去った後、ジャスティン氏は我々を背中から突き刺しアメリカ大統領ドナルド・トランプを傷つけた。」として非難した。

 


White House trade adviser Peter Navarro told Fox News,

ホワイトハウスの貿易の顧問であるピーター・ナヴァロ氏は、フォックスニュースで言った。

“There’s a special place in hell

「地獄の特別な場所がある

for any foreign leader

どんな外国のリーダーにでも。

that engages in bad-faith diplomacy with President Donald J. Trump

(そのリーダーとは、)トランプ大統領相手に不誠実な外交を展開し

and then tries to stab him in the back on the way out the door …

そして、その場を離れるトランプ氏の背中を刺そうとする

that’s what bad faith Justin Trudeau did

それは、不誠実なジャスティン・トルドーがやったことだが

with that stunt press conference.”

記者会見での発言で」

⬇⬇⬇

White House trade adviser Peter Navarro told Fox News, “There’s a special place in hell for any foreign leader that engages in bad-faith diplomacy with President Donald J. Trump and then tries to stab him in the back on the way out the door … that’s what bad faith Justin Trudeau did with that stunt press conference.”

【英文訳】

ホワイトハウスの貿易の顧問であるピーター・ナヴァロ氏は、フォックスニュースに「トランプ大統領に不誠実な外交を展開し、その場を離れる相手を裏切り背中を刺すような国家首脳には、それが誰でも、地獄の特別な場所が用意されている。」と言った。

🙈記事によりますと🙉

カナダの首相トルド―氏は、「※アメリカのアルミニウムと鉄鋼の関税(tariffs)侮辱(insulting)である』」と、トランプ氏がG7サミットを去った後に批判した。

※アメリカは鉄鋼・アルミニウム製品の輸入制限を巡り、一時的に適用を除外してきた欧州連合(EU)やカナダ、メキシコに対しても追加関税を発動する方針を表明している。

それに腹を立てたトランプ氏は、サミットから米朝首脳会談シンガポールに向かう飛行機の中で、アメリカの官僚に公式声明・コミニケ(communique)承認(endorse)しないよう指示した。

※このサミットでコミニケ(公式声明)が出され、「ルールに基づく国際秩序」「自由、公平で相互利益になる貿易と投資は成長と雇用創出の主要原動力」だと確認し合い、「関税障壁、非関税障壁の削減に向けて努力する」と宣言した。

またトランプ氏はツイッターでトルドー氏を「”Very dishonest & weak”(嘘つきで弱虫だ)と批判し、「カナダにも乳製品(dairy)に270%の関税をかけてやる!」と。

トランプ氏の攻撃に対しカナダ首相トルド―氏は、「サミットでは、歴史的かつ重要な同意がなされた。」と肩透かしを食わす。

今回のサミットの開催国の首相であるドルト―氏は、アメリカの高い関税をかけるという姿勢に、ヨーロッパとともに対抗する姿勢を崩すことなくサミットを終了させました。「カナダは、礼儀正しく、責任感がある。我々は、振り回されたりもしない。」とドルト―氏はサミットで述べています。

アメリカ国内では、 共和党議員(Republican Sen)John McCain氏が「フリートレード賛成派(pro-free trade)グローバリゼーション賛成派(pro-globalization & supportive)は、党派を超えてあなた方ヨーロッパ側に賛成です。たとえ我々の大統領が賛成しなくても。」とツイッターで他の6か国に賛同する旨を載せています。

このように、溝が深まるサミットでしたが、アメリカのロシアを再びサミットの仲間に入れようという提案についても、イギリス、カナダ両首脳は反対を表明しています。

🐷ドイツ・フランス・イギリスの首脳の反応は🐷

ドイツ・メルケル首相のインスタ・プロフィール写真

ドイツ・メルケル首相のインスタ・プロフィール写真

ドイツ・メルケル首相:「トランプ氏が、公式声明・コミニケ(communique)の決定をツイッターを通して頓挫したことは、しらけた(sobering)残念なことだ。(depressing)

 

ドイツ・メルケル首相のインスタ・プロフィール写真

フランス・マクロン大統領のツイッターのプロフィール写真

フランス・マクロン大統領「国際協力というものは、怒りや投げ捨てられた言葉でなされるものではない。」とし、トランプ氏のコミニケ(communique)のサインの拒否に「首尾一貫していない(incoherence)つじつまが合わない( inconsistency)」と非難している。

 

イギリスのメイ首相

イギリスのメイ首相

イギリスの首相メイ氏は、「関税をかけることは、競争を弱め、生産性を低下させ、発明のやる気、強いてはみんなの力をそぐ。」としてEUはアメリカへの対抗策(countermeasures)を行う意向を示しました。

そう言えば

歴史的とも言えるくらいにめちゃくちゃになってしまったG7サミット。高い関税をかけたいトランプ氏側とその他6か国の溝がますます深くなったようです。

G7サミットの様子は、即座にツイッターなどで臨場感をもって伝えられました。

ちなみに日本の安倍首相もツイッターでつぶやいています。

安倍首相のツイッターよりG7サミット

安倍首相のツイッターより

「G7サミットが閉幕しました。 本年は貿易を巡り激しい意見のやりとりとなりました。しかし、会議場の外に出てからも、昨日は夜遅くまで、本日も朝早くから、首脳同士が、直接、膝詰めで議論を重ね、合意に達しました。」2018年6月9日・安倍晋三Verified account @AbeShinzo

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