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GoogleはAIを軍事に使わない。国防総省への協力断る

Google Says No to Doing AI Weapons Work

こんにちは。皆さんいかがお過ごしですか。

今日は、AIについてのお話です。人間の様に考え、決定し、計画を立て、学習するAIの使い方について、倫理的に考える記事です。人間は、今後どのようにAIを開発し利用するのか?それは、未来の社会に大きく影響します。

今日は、Googleがアメリカ国防総省のAI協力を断った事についての記事です。

詳しく見ていきましょう。

June 07, 2018.

VOA NEWSより

(写真)アメリカ国防総省・ペンタゴン

🐶今日のSentence🐶

Google won’t do artificial intelligence work for weapons, the company said Thursday.

Google has come under fire in recent months for its contract with the U.S. Department of Defense to use AI for sifting through drone footage.

Google and other tech firms have been bringing the advances in AI to fields such as medicine, natural disaster planning, energy, transportation and manufacturing.
But these advances have also led to ethical concerns about the kinds of decisions being made without human input.

come under fire:〔戦場で〕銃火を浴びる〈比喩〉非難[批判]を浴びる。非難の的となる。

Department of Defense:アメリカ国防総省:アメリカ合衆国の国防省。アメリカ軍の七武官組織のうち、陸軍、海軍、空軍、海兵隊の4つ傘下に収める。2015年には、同国の官庁の中で最大規模の組織となった。本庁舎は、五角形の形をしていることからペンタゴンと呼ばれている。(写真上)

sifting:【sɪ́ftɪŋ】(フティング):精査・ふるいわけ

natural disaster planning:自然災害対策

ethical:【ɛθɪk(ə)l】(シカル):倫理的な・道徳的な

ethical concerns:【kənˈsəːn】(シカル コンーン):倫理的な問題

 

Google won’t do artificial intelligence work for weapons, the company said Thursday.グーグルは、兵器のための人工知能の仕事をしないと、木曜日に発表した。

Google has come under fire in recent months for its contract with the U.S. Department of Defense to use AI for sifting through drone footage.グーグルは、ここ数か月、人工知能をドローン画像のふるい分けに使うアメリカ国防省との契約に対して、非難の的になっていた。

 

Google and other tech firms have been bringing the advances in AI to fields such as medicine, natural disaster planning, energy, transportation and manufacturing.グーグルと他のテクノロジー会社は人工知能の進歩を医療、自然災害対策、エネルギー、輸送、生産に利用してきた。

But these advances have also led to ethical concerns about the kinds of decisions being made without human input.しかしこれらのAIの進歩は、人間が入力せずになされる決定に関する倫理的な問題も生み出した。

 

 

🐷Googleの決定とは🐷

記事によりますと、

グーグルは、AI部門において、最先端を担っており、様々な分野で貢献しています。しかし、そのAIの使用範囲が増えるとともに倫理的な問題も浮上してきます。

グーグルのCEO(Chief Executive Officer 取締役)Sundar Pichaiさんは、そのブログの中で「AIを開発している我々には、未来に対して重い責任がある」と述べています。

グーグルは、アメリカ国防総省が進めているドローンに人工知能を搭載しドローンから収集した膨大な画像の分析をAIで行う事業に協力していましたが、Google内外からの批判が起こります。

Google社の4000人の社員は、自動武器の使用への懸念からアメリカ国防総省との提携を辞めるよう署名します。外部からもアメリカ国防総省との提携の批判が上がりました。

この論争について、Santa Clara University(サンタクララ大学)応用倫理学(Applied Ethics)の専門家Kirk Hansonさんは、「Googleの国防総省との契約は、AIの軍事利用(military applications)についての大きな議論(a larger debate) を巻き起こした。」と言っています。

6月7日に、Googleは、アメリカ国防長との提携の更新(renew)をしないと発表。Googleは、AIの軍事的利用では協力しない旨を決定しました。

Santa Clara University(サンタクララ大学):アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ市(現在のシリコンバレーの中心部)にあるローマ・カトリック系共学大学。上智大学と学生交換協定を結んでいる。

 

しかし、こうも付け加えています。

“We want to be clear that while we are not developing AI for use in weapons, we will continue our work with governments and the military in many other areas,” he said. “These include cybersecurity, training, military recruitment, veterans’ healthcare, and search and rescue.”

「AIを武器には使用しないが、その他の分野、サイバーセキュリティー、訓練、軍人のリクルート(軍人の募集活動)、退役軍人のヘルスケア、捜索や救助などの多くの分野に関しては政府と軍に協力していくことは、はっきりさせておきたい。」

 

🐧GoogleのAI応用について🐧

Google CEOのブログには、「以下の観点でAI利用を判断する」とあります。

Objectives for AI applications (AI応用のための指標)

 

AI should be・・

1. Be socially beneficial. (社会に貢献するものであること)

2. Avoid creating or reinforcing unfair bias.(不当な偏見を避けること)

3. Be built and tested for safety.(安全なものであること)

4. Be accountable to people.(人間に決定権があること)

5. Incorporate privacy design principles.(プライバシーを遵守すること)

6. Uphold high standards of scientific excellence(最先端の科学を取り入れ続けること)

7. Be made available for uses that accord with these principles.(適切な使用のために作られること)

 

となっています。AIなどの新しい科学技術が開発されていく度にその使用について常に倫理的な問題も付随してきます。科学技術が人間の幸福につながるよう、倫理的部分もしっかり考え、開発の方向性を定めなければ科学が人間の凶器になってしまう可能性もあります。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。
一緒に英語の勉強頑張りましょう💯🌎

 

 



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