太平洋を泳いで横断

Japan

太平洋を泳いで、銚子からサンフランシスコへ!

Ben Lecomte begins record-shattering, trans-Pacific swim in the name of science

 

みなさんこんにちわ。いかがお過ごしですか。

6月5日は世界環境デー(World Environment Day)。その日に合わせて一人の男性が、東京(正確には銚子ですが)から泳いで、サンフランシスコに行くというのです。泳いで太平洋を横断する目的とは?またどんな装備で横断するのでしょう?記事を詳しく見てみましょう。

 

June 05, 2018  AccuWeather より

(写真)=泳ぐBen LecomteさんとDiscoverer号(Accu Weatherより)

今日のSentence

On June 5, long-distance swimmer Ben Lecomte headed out for a swim in the Pacific Ocean; however, he’s not going for just any ordinary dip.

The man who, in 1998, became the first person to make it across the Atlantic Ocean without a kickboard is once again attempting to swim an extraordinary distance.

This time, he’s set his sights on completing a historic 5,550-mile trek across Earth’s largest body of water over six months in the name of science and sustainability.

Pacific Ocean【pəˌsifik ˈōSHən】(パシィック ーシャン):太平洋

Atlantic Ocean【ətlˈænṭɪkˈōSHən】(アトランティック オーシャン):大西洋

dip:【díp】(ィップ):低下・くぼみ・へこみ・泳ぎ

kickboard:(キックード):ビート版

extraordinary:【ɪkstrˈɔɚdənèri】(イクストローディナリ):異常な・並はずれた・驚くほどの

completekəmplíːt】(コンプート):仕上げる・完成させる

trek【trék】:(トック):(長い骨の折れる)旅行・移住

in the name of~:~の名のもとに

sustainability:【səstèɪnəbɪ́lɪti】(サスティナリティ):持続可能性

 

6月5日、長距離スイマーであるBen Lecomteさんは、太平洋に泳いで乗り出した。しかし、彼は、単なる泳ぎのためだけに行くのではない。

彼は、1988年に大西洋をビート板無しで泳いで渡った史上初の男だが、もう一度、とてつもなく長い距離を泳いで渡ることにした。

今回は、科学と持続可能性の名のもとに、地球で最も大きな海を渡る歴史的な5,550マイルの旅に、6か月以上かけて達成させるのが彼の目標である。

太平洋を泳いで渡るすごい男Ben Lecomteさんとは?

記事によりますと・・

今回、太平洋を泳いで渡るのは、ベン・レコムト(Ben Lecomte)さん(51歳)。彼は、地球環境について活動している活動家でsustainability services at global environmental(地球環境持続可能性サービス)とsustainability consulting firm Progea (持続可能性コンサルタント協会Proea)のディレクターです。

ベン・レコムトさんは、1998年にも、大西洋を世界で初めて泳いで渡った記録保持者でもあります。

ベンさんはどのくらいの速さで泳ぐの?どんな旅になるの?

1日8時間・40㎞以上泳ぎ続ける

6月5日に銚子の海岸を出発したベン・レコムトさんには、ディスカバー(Discoverer)と名付けられた船がついて行きサポートをします。

予定では、1日に2.5 キロノット、1knots=1.852㎞/時間なので、時速約4.6㎞の速さで8時間泳ぎます。 または、30 miles(約48.3㎞)を1日で泳ぐと言う驚きのペースです。

銚子からサンフランシスコまでは、5,550 マイル。すなわち約8,932㎞を彼はひたすら泳ぎ続けることになります。期間は6~7か月を予定しているとか。

1日8時間泳いだ後は、船で食事をして睡眠をとるとのことです。1日8000キロカロリーが必要らしいのですが、なんせ船は、太平洋のど真ん中。食べ物の供給が大変で、ほとんどがfreeze-dried foodだそう。

次の朝、泳ぎ始める時は、GPSで前の日に彼が泳ぎ終えた場所を正確に特定し、そこから泳ぎ始めるとか。

ベン・レコムトさんは、ウェットスーツ、ゴーグル、シュノーケル、 フィン(水かき)の着用の他に、サメ対策としてa wrist-mountedも準備。また防水性の生体モニター(biometric monitor)も付け、船に乗っている仲間と陸に待機している医師にその情報が伝えられるとのことです。

十分に眠れなかったり、海に酔ったり(seasick)と想定される問題はたくさん。すべてがチャレンジになります。

気になる費用ですが、この航海に1日につき$10,000 ~ $25,000 すなわち約100万~250万円以上かかるという事です。

何のために?

ベンさんの遠泳は、貴重な資料収集になる

今回のベンさんの挑戦の一番大きな目的は、海の環境を調べる事。太平洋のど真ん中の資料というものはなかなか集めにくく,今回のベンさんの遠泳によって多くの価値ある資料が集められることが期待されています。出発した日の6月5日は世界環境デー。この日に出発したのはたまたまではないようです。

現在プラスティックのごみによる海洋汚染が問題になっていますが、プラスティックが大洋でどうなっているのか、細かくなったプラスティックをPacific garbage patchでかき集めて、プラスティックの変化や、どんな微生物が破片についているのか、また、微生物でプラスティックを分解できるものがあるのかなど、さまざまな資料をベ集めます。

また、2011年に起きた福島原発事故による放射性汚染物質が、太平洋にどのように流れ、どこまで広がっているのかを調べることも、今回の遠泳の目的の一つです。セシウム134とセシウム137を吸収する樹脂や RadBandを使って資料を収集するそうです。

 

ベンさんの体自身も貴重な資料となります。チームは極限状態に置かれた人間の体がどうなるのか、彼の心機能や代謝、精神的状態などを、モニターし、身体への影響を調べます。また、1日8時間水に浸かっている重力の影響についても調べるので、NASAは無重力状態下での健康への影響を知る資料として期待してます。

ベン・レコムトさんのホームページ”THE LONGEST SWIM”によると今回の調査対象は、

How does the Great Pacific Garbage Patch affect life in the ocean and on land?

いかに”太平洋ごみベルト”は、海と陸の生物に影響を与えるのか。

Where did contaminants from the Fukushima disaster go?

福島原発事故での汚染物質は太平洋をどのように流れているのか。

Could a giant phytoplankton influence nutrient availability at the ocean’s surface?

植物性プランクトンは海表で栄養素利用に影響を与えうるのか。

How is human activity changing the properties of the Pacific Ocean?

人間の活動がどのように太平洋の自然に変化をもたらしているか。

How does extreme exercise affect the bacteria in and on our bodies?

過酷な海でのスイミングが私たちの体の中や表面の微生物にどう影響を与えるか。

How does low gravity affect your bones and vision?

低い重力がいかに骨や視力に影響を与えるか。

Can extreme exercise hurt the heart?

極度の運動は心臓を痛めるのか。

How will the demands of his swim affect Ben’s emotions?

泳ぐ事はベンの感情にどう影響するか。

となっていました。

Great Pacific Garbage Patch=太平洋ゴミベルト北太平洋の中央にかけての海洋ごみが多い海域。浮遊プラスチック等が北太平洋循環の海流等の影響で特に集中している海域。

NASA=アメリカ航空宇宙局

太平洋横断の様子を中継・番組放送も

15台のカメラで記録されたベンさんの太平洋横断の様子は、2019年のディスカバリーで放映される予定です。また、航海の途中の様子は、YouTubeで放映されています。

ベンさんが今どこで泳いでいるかと言うのは、ここでみられます。本気です!すごいです!!もうこんなところに行っているなんて!みてみてください。

YouTubeでの銚子から出発している場面では、ベンさんの息子と娘が銚子沖までベンさんと一緒に泳いで別れを告げていました。子供たちが無事に銚子の海岸に着いたのを見届けて、ベンさんはいざ太平洋横断へ旅立ちました。

こんなすごい計画を立て実行に移すなんて。。。!でもそこはさすがベンさん。彼はクロールで泳ぐのですが、とても速いのです。どんどん銚子の海岸が遠くなっていく様子が写っていました。凄い!

もう、太平洋横断見逃せません。ベンさん一行が無事にサンフランシスコに着くことを祈っています。🌎

今日もお読みくださりありがとうございました。

一緒に英語の勉強頑張りましょう。✍💯

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