世界最高齢男性

Africa

世界最高齢114歳の男性「たばこが辞められない」と元気に話す

南アフリカに住む世界最高齢の男性のお話です。まだまだお元気なこの男性が、今までの人生を振り返ってお話ししています。地元ケープタウンで今、時の人となっている男性、近くギネスに認定される予定だとか。詳しく記事を見ていきましょう。

South African ‘world’s oldest man’ wants to stop smoking

南アフリカの『世界歳年長』の男性・はタバコを辞めたい

 

BBC NEWS 2018.529

🌎今日の英語ニュース🌎

Fredie Blom spent most of his life as a labourer – on a farm and in the construction industry – in apartheid South Africa but he might soon be recognised as the world’s oldest man.

Although he gave up drinking many years ago, Fredie Blom is still a regular smoker.

“The urge to smoke is so strong. Sometimes I tell myself I’m going to stop but it’s just me lying to myself…

I blame the devil for that because he’s so strong,” he says with mischievous grin.

🍀英単語の意味と解説🍀

labourer:(イベラー) 労働者  【イギリス英語】

laborer(イバー)労働者  【アメリカ英語】

apartheid:【əpάɚteɪt】アルトヘイト

※アパルトヘイトとはアフリカーンス語で「分離、隔離」を意味する。特に南アフリカ共和国の白人と非白人(黒人、アジア系住民、カラードとよばれる混血民)の諸関係を規定する人種隔離政策のこと。南アフリカで1948年に法制された。住居、教育など生活の細かな部分まで徹底的に隔離政策が行われ、白人労働者には手厚い保護を与え、黒人労働者には劣悪な労働条件を課した。1994年全人種による初の総選挙でネルソン・マンデラが大統領となり制度は撤廃された。

mischievous:(スチバス):いたずらっぽい、やんちゃ

grin:(グン)歯を見せて笑う、やっと笑う

英語ニュース訳✍

Fredie Blomさんは、人生の大部分を南アフリカのアパルトヘイト時代に農場や建設産業の労働者として送ってきた。しかし、彼は間もなく世界の最長寿として認められるだろう。

彼はお酒を飲むのはやめたが、タバコはまだ辞めていない。

「タバコを吸いたい気持ちはとっても強いんだよ。時々やめようと思うんだけど、気が付いたらタバコをくわえてるよ。この悪魔をうらむよ。だってこいつはとっても強いんだよ。」と彼は、いたずらっぽくにやりと笑って言った。

🐸世界最高齢の男性~タバコがやめられないのが悩み

このように冗談を言いながら、自分で作った紙煙草をくわえるFredie Blomさん。まず驚くことは、とても若く見えるという事。背が高くて、しっかりした体つき、ゆっくりではあるけれども一人で歩くこともできると言います。Fredie Blomさんは今年5月8日で114歳になり、現在生きている人の中で最も高齢だとのことです。

彼の長生きの秘訣は、これと言って特別なことは無いそうです。

“There’s only one thing – it’s the man above [God]. He’s got all the power. I have nothing. I can drop over any time but He holds me,” 『神様だけが決めることだよ。わしは何も持っていないよ。わしはいつでもくたばっちゃうかもしれないけど、神様がわしを生かしてくれてるのさ。』

と彼は話します。

今や彼はCape Town(ケープ・タウン)の有名人。次から次に彼の長寿のお祝いに、Cape Town(ケープ・タウン)州の長をはじめ大勢の人が来るそうです。

彼よりも29歳年下の妻によると、彼は、あまりに若く見えるので、よく本当に114歳なのかと疑われることもあるとか。しかし、East London(イースト・ロンドン:南アフリカの南東の海岸に面する街)で発効してもらった身分証明書には、はっきりと1904年5月8日生まれであることが、記されています。

彼の人生とは、こういうものでした。

彼は、小さな田舎町Eastern Cape(イースタン・ケープ)で幼少時代を過ごしました。そこでは、野山で鳥を獲ったりして、とても幸せな生活だったそうです。

その後彼は、Cape Townへ移り住みます。彼は、読み書きができません。初めは、農場で次は、プレキャストコンクリートを創る建設現場で働きました。そこで80代まで働きました。犯罪の温床の場所で暮らしていたFredie Blomさんにとって、犯罪が増えていく様は身をもって感じることができたと言います。

「昔は、もっと平和だった。人殺しも、泥棒もいなかったよ。一晩寝ても持ち物は無事にそこにあったよ。でも今は変わったね。」

アパルトヘイトの元で南アフリカが変わっていっても、Fredie Blomさんは政治などについては無縁でした。「何も考える暇もない。働くだけ。他に何もなく働き続けたのさ。」これは、Fredie Blomさんのように読み書きができない労働者にとっては、よくある話だそうです。

Although black workers lived and toiled under harsh conditions on the almost entirely white-owned farms, they were generally prevented from mobilising, let alone joining trade unions or political groups.

黒人の労働者は、白人の所有する農家で厳しい状況のもと労働を強いられ暮らしていたが、彼らは集団で団結するは禁止されていたし、まして労働組合や政治的グループに参加することはあり得無かったのです。

彼の妻は、彼は毎食、肉を食べるのが好きだけど野菜もたくさん食べる。特別なものは食べていないと語ります。

Fredie Blomさんは、靴を履くのがちょっと大変になり、髭剃りは孫に手伝ってもらってはいますが、自分でお風呂も入れるし着替えもできるそうです。

彼は、外で座って紙を巻いて自分の吸うタバコをつくり、またタバコの誘惑に負けてしまったと記事では締めくくっています。

 

😁そう言えば😊

写真にのっているFredie Blomさん。とても114歳には見えず、大変お元気そうです。長い間一生懸命に働き続けた彼の人生や性格の明るさやユーモアが記事や写真からにじみ出ていました。アパルトヘイトの元で、苦しめられている当事者がアパルトヘイトや政治の在り方について、考える暇もないし、まして変えたりしようなど思いもつかないというくだりは、なるほどなとわかる気がします。

ちなみに現在のギネスブックの最高齢者として、2018年4月11日に北海道の野中さんが112歳でギネス認定されたというニュースがありました。野中さんは1905(明治38)年7月25日、北海道足寄で生まれたとのこと。この記事のBlomさんは野中さんよりも一歳年上となります。ギネスは新たにもっと長生きの人を見つけたということでしょう。😀



本サイトが紹介されました!

えいごログ

最近の記事

  1. 中国で3種のワクチン・既に数十万人に摂取
  2. コロナ禍で浮き彫りになる事実婚の医療の心配
  3. ブラック・ライブズ・マターのマスクを着けた教師が解雇される
  4. 瀬戸選手・不倫を認め謝罪【英語で読んでみよう】
  5. 新型コロナの給付金で差別・風俗業者が提訴
  6. マスクの専門店・八重洲にオープン
  7. 塩害に強いイネの品種を開発
  8. マスクを着けなかったら墓を堀る罰(インドネシア)
  9. 100歳以上の人口8万人を超える【英語ニュースで読む】
  10. 菅氏・海外で「イチゴ農家の息子」「謙虚」と紹介される
PAGE TOP