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Unique silver treasure found by schoolboy with metal detector
『金属探知機で少年が銀の宝物を発見した』
17 April 2018
The Copenhagen Post
CPHとは、The Copenhargen Post (コペンハーゲンポスト)、デンマークのニュースを出しているメディアです。今日は、コペンハーゲンポストの英語バージョンから抜粋しました。
英語ニュース
What was initially thought to be aluminium discs turned out to be a large silver hoard fully 1,000 years old.
始めは、アルミニウムのくずだったと思われたものが、1000年以上も前の莫大な銀の秘蔵だった。
【英単語の意味・解説】
initially:(イニシャリー)始めは,最初のうちは
thought to be~:(ソート ツー ビー)~だと思われている
discs:(デスク)discの複数形。ディスク、 円板、 円盤
turned out to be~:(ターナウトゥビー)結局~だとわかった
hoard:(フォード)秘蔵、宝庫、貯蔵物、買いだめ
fully:(フリ)十分に、まるまる
【英語訳のポイント】
What was initially thought to be aluminium discs / turned out to be a large silver hoard fully 1,000 years old.
ここのWhatが少しややこしいですね。
ここでは、What=何?の疑問文ではありません。
いっきにWhat was initially thought to be aluminium discsまでをひとかたまりにして訳しましょう。
What was initially thought to be aluminium discs
アルミニウムのくずたど思われていたものは、
という意味になります。
このひと固まりが主語です。
次、
turned out to be a large silver hoard fully 1,000 years old.
1000年以上も前の莫大な銀の秘蔵だったということがわかった。
【英語ニュースによりますと】
The Baltic island of Rugen(バルト海にあるリューゲン島)で、銀の金貨が見つかったというニュースです。。
このリューゲン島は豊富な考古学と宝探しの場所でもあるそうですよ。
初めにお宝を発見したのは、13歳の Malaschnitschenkoくん。考古学と宝物探しの好きな彼が1月に銀のコインを見つけたことから話は始まります。少年Malaschnitschenkoくんは、自分が見つけた物は『はじめは、ただのアルミくずだと思った。』そうです。
3か月にもおよぶ400㎡のさらなる発掘調査により、約600枚の銀貨とハンマー、ブローチ、ビーズ、指輪、首輪などお宝がザクザク発掘されたそうです!
なんでもこの銀貨は、910年~987年King Harald Bluetooth時代のものだとか。そのときHarald王は、息子Sweyn Forkbeardと戦争中。このお宝はHarald王が息子から逃げる時に埋められたのではないかと推測されています。後にHarald王はこの戦争で殺されたそうです。
リューゲン島は、宝島としても有名で、1870年にも地元の漁師によってHarald Bluetooth時代のブローチ、ネックレス、ペンダントなどたくさんの金のお宝が発見されたそうです。
【そう言えば】
このRugen(リューゲン島)は、The Baltic(バルト海)に浮かぶドイツの島。ドイツの中では一番大きな島です。 Rugen(リューゲン島)には、ユネスコの文化遺産にもなっているJasmund National Park(ヤスムント国立公園)があり観光に力を入れている美しい島です。ドイツ本土とは道路と橋で繋がっています。
一度は、お宝さがしと美しい自然を見に行ってみたいところですね。
このロゴ。ブルーツースのロゴですよね。
このロゴ、今日のお宝を隠したと言われているHarald Bluetoothが由来だそうです。王は初めてノルウェーとデンマークを交渉により無血統合して、文化の橋渡しをしたところから、エリクソン社は「乱立する無線通信規格を統合したい」という思いで、このロゴを引用したということです。
Harald Bluetoothの頭文字の H と B を組み合わせたデザインになっていますね。